ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

2020-01-01から1年間の記事一覧

わたしの原点

ムージが、ラマナ=マハルシの言葉で、 「私は、ほとんど何も知らない」 という内容を紹介していたが、 これこそ、 ほんとうの ほんとう。 いつでも、すすんで「何も知らない」ところに在ること。 これが、わたしの原点。 「私」と曲解していた「私」をぜん…

囚われず ないがしろにもせず

ちかごろは、ムージばかり見ている。 喉が渇いて、水を飲むが如く、ムージばっかり。笑 ムージが導いてくれる瞑想は、 ただ「観ている」だけの存在状態そのものに気づかせてくれる。 私(私たち)の存在は、ひとことでいえば、 「気づき」自体だと、言いたく…

薬を飲まなくなったことと瞬間に生きること

先日のこと。 生肉をいただいたら、腸炎を起こした。 幼い頃から胃弱で、家族が大丈夫でも、わたしだけがアタることがたびたびある。 ただ、今回は、病院へは行かず、したがって薬も飲まなかった。 じっとお布団をかぶって横になっていると、汗をかいて、熱…

自然に動くまま

私が、どうにかしようとしなくても、 私が、なんとかしようとしなくても、 ただ単にゆだねて、それにまかせて生きる。 どうにかしようとして、気を張って、 相手に、否 を伝えなくても、 ただ嫌だと感じた「そのとき」に、否 というだけ。 行動的には、一見…

京タロのツールとしての本質

タロットを作る という作業は、 ひょっとしたら、概念化ではないか? と思われるかもしれない。 たしかに、そのように作る人も、いるのかもしれない。 (まあ、一概に、それがダメだとも思わないし) ただし、京都タロット場合は、ちょっと違う。 仮説として…

概念化したい欲

それにしても、、、 人の「概念化」したい欲、というのは、 凄まじいものだと感じる。 私のように、すでに、この心理のメカニズムを知った上で、 できるかぎり、概念化ではなく、 生を「そのまんま」生きる と決めている場合でさえ、 合理的だと判断すると、…

気づきのその後

書きたいものと言ったものの、 どこからどう話せばいいのか、少し難しく感じる。( ̄▽ ̄) …が、書こう。 私は、長年「悟り」をこじらせていた。 20年以上、このことに取り憑かれ、くたびれ果てていたのである。 決着がついたのが、2015年の初夏。 探求自体…

やっと、ほんとうに書きたいものを、書いていこうと言う気持ちになった。 (いまさらだが……) 特定のテーマに しばられないものと考えてはいるが、 そうは言っても、 私の 傾向 というものは、出てくるようには思っている。 これからも、ご笑覧いただけたら…

諦観とイワナガさん

3年くらい前やったかなぁ。 もう、心から思うことのためだけに生きようと、本当に決めて、表向きの(ライターの)仕事を、ほぼ受けなくなった。 半年後にはカードを作って、1年後には講座を開いて、1年半後には指南書の原稿を書いた。 今の私には、指南書…

倶利伽羅さんとフェイスマッサージ

倶利伽羅(くりから)龍王の世界観は、龍が人間で、剣が神仏とされ、龍が剣を丸呑みしているのは、神仏と人との一体化を描いているという。 また、不動明王の持っている剣は、倶利伽羅剣と言われるように、倶利伽羅龍王はお不動さんの化身とされる。 今日、…

椎名桔平と密かに呼ぶ

家のリフォームのさなか、轟音と振動が響き渡っている。業者さんたちが、ひっきりなしに出入りしている。 開けっ放しの玄関ドアから、猫が出ていかないように、子供部屋に、猫トイレと猫ごはんを入れて閉じ込める。猫が不安にならないように、私も、子供部屋…

ひろかもさんの京タロ&ジオマンシー

京都タロットを使って占っていただける人や愛好家をご紹介するコーナー。今回は、スタジオ・アッシュの「ひろかも」さんこと鴨川泰江さんです。 (ちょっと長いですが、どうぞ、お付き合いください〜) ひろかもさんは、高校時代のクラスメイトで、当時は特…

40歳からの鎖国のススメ05 完結篇

(01 02 03 04)より続き 本日で、『鎖国のススメ』完結篇! (04からの続き) ………改めて、自分に訊ねてみた。 「もし、お金の心配が全くなかったとしたら、 私は、今、この企画をほんまに実現したい?」と。 すると、 なんと、NO だったのよ。 なんてこと!…

40歳からの鎖国のススメ04

(01 02 03)から続く… 自分の現実のことを書くのは怖い。躊躇はある。 でも、ここまでの譬え話を「実際に」置き換えたものは、体験したことが一番伝わると思う。 題して…… もともと鎖国傾向だった私が、コロナ自粛で大手振って鎖国主義になったことで、変化…

40歳からの鎖国のススメ03

(01 02 からの続きです) すごく長くなってしまっているけど、めちゃめちゃ楽にスムーズに生きられるあり方なので、さらにさらに、噛み砕いて話します。 (実は、ここからが極意 !)笑 帝(あなた)は、尿意を催す。そして、トイレに直行! (唐突で卑近な…

40歳からの鎖国のススメ02

(昨日の01からの続きです。) 内面の鎖国。 それは、外国との交易を気にすることではなく、どこまでも「これ」「おれ」「この」「ここ」を見ていくことである。 …いや、おれって。^^; つまり、交易をしないのではなく、交易のことは、廻船問屋に任せておけ…

40歳からの鎖国のススメ01

ひと昔前までは、人生50年。 その頃なら、私の今は、まさに風前の灯。笑 現在は、人生100年に向かっているらしい。 今の世では、50歳といえば、人生、中盤。 まさに花盛りなのであーる。 私は、前にも書いたけれど、この四半世紀(50年の半分は!)、…

いつもゼロ

いつも0 いつもゼロ 何にも起こってない。 起こってないのに、 頭の中だけで、物語をつくっているだけ。 それは架空のストーリー。 実際には起こってない。 何も起こってない。 頭の中で、何も組み立てなければ、 今、ここは、さら。 いつも、さら。まっさ…

分家の奈みこさんもリモート鑑定

先日、宙のメサージュ+のリモートワークをはじめたばかりだけど(詳細)↓↓ https://mk-iwakura.com/messageplus 分家の奈みこさんも、リモート鑑定はじめられましたよー。 奈みこさんは、「分家」を名乗られているだけあって、とにかく京都タロット一筋。 …

床の間 開き 其の一 子供の絵をお軸にするの巻

娘が独立し、家を出て数ヶ月。 空いた子供部屋は、今やボンのもの。 娘が使っていたクローゼットの中の衣服はほとんどなくなり、代わりに、ボンの本やら衣料やらおもちゃが占領しはじめている。 今まで寝室に置いていたボンのものを、子供部屋に移動させたら…

寝室、ホテル化計画! ベッドを入れて、カーテン新調!

昨年から、仕事部屋をタロットルームに変えるべく、書斎と玄関のリフォームを中心に考えていたワタクシ。 しかし、実を言えば、なぜか、漠然とした躊躇があった。心から乗り気になれないというか。うまく言えないんだけど。 だから、気持ちの上では「やるべ…

愛宕詣と夏休み/8月はじめから中旬

[h2vr char="17"] 八月一日 親分に誘われて、千日参りの愛宕山に行く。親分には毎年の恒例だが、私ははじめて。覚悟をしていたはずだったが、聞きしに勝るキツさであった。 靴が合っていなかったようで、つま先に負担がかかり、半泣きで下りた。あまりの痛み…

いつかは、割れるコップ。そのうち、割れる皿

ガチャン!という音が響いて、「ごめんなさい」という小さな声。 食器棚の前で、ガラスの破片が飛び散っている。 とっさに、ボンが怪我をしていないのを見届けてホッとした。 緊急事態っぽい時は、少しドキドキしたあと、脳が「静かに!」と、私に指令をする…

リモート、はじめました!「宙のメサージュ+(プリュ)」

注意!このプログラムは、現在お休みしています。 『宙のメサージュ+』とは、 創始者のミケがナビゲートする京都タロット個人セッション付きのオリジナルノート制作のこと。 今までは、直接お会いしての個人セッションでしたが、 この夏から、リモートでの…

麦茶と夏の始まり/7月3週目

[h2vr char="17"] 七月一七日 このごろの京都では「ほんまやったら、今頃、祇園祭やんなぁ」などと、歳時記と照らし合わせて話す人が多い。ほんまやったら、今日は山鉾巡行やんなぁ。 某日 工務店さんと正式契約。進むでー。 某日 分家の奈みこさんが来訪。…

本当に大丈夫なこと

あえて楽しもうって思っているわけではないし、前向きにならなって考えているわけでもない。 なのに、不思議。ワクワクが止まらない。小さな申し訳なさ、謎の罪悪感。(…いや、こんな時期だから、謎でもないけど。) この時期を使って、私がやってみたかった…

仮面の下で小さく叫ぶ

個人的なメモ。 「このままではだめだ」という良く言えば向上心、悪く言えば自責の心が作った周波数が、病にへんげする。このままでは…というのは、集合意識として共有している周波数。 だから、あなたのものじゃない。「あなた」が、それを採用しなくていい…

あるある言いたい…

みんなー、自粛してるかーぃ?! と、POPにはじめるこのブログ。( ̄▽ ̄)v やっとリニューアルが終わって、新ブログ、解禁しました。 時間、かかったーー! さてさて、 ここのところ、 言うか言うまいか、非常に迷っている事柄があって、本心は「言いたい」の…

額装、コンプリート!

額装家、向井りいこ先生にご依頼していた大アルカナの額装が、二年がかりで、ついにコンプリートした。 ※最初に、先生のアトリエに訪問した時の記事。→ 順番もお任せで、何がくるか、いつもワクワクして待っていた。 額装作品の最後を締めくくったのは『七 …

ひとり鎖国

このコロナ騒動中に、試してみたらええんやないかな?と思われること。ひとり鎖国すること。いや、鎖国しようとしなくても、現在うまいこと鎖国状態なので、非常に自然に鎖国ができてええね。つまり、コロナ騒動を「外を遮断する機会を得た」と捉えること。…

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