ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

椎名桔平と密かに呼ぶ

家のリフォームのさなか、轟音と振動が響き渡っている。
業者さんたちが、ひっきりなしに出入りしている。

 

開けっ放しの玄関ドアから、猫が出ていかないように、
子供部屋に、猫トイレと猫ごはんを入れて閉じ込める。
猫が不安にならないように、私も、子供部屋からほとんど出ない。

 

轟音の中では、確かに、気は散る。
でも、それなりに気楽に過ごしたっていい。

 

何も起こっていないのに、何もしなくてもいい日に、
焦るという不思議。
何もしないことに慣れていないのだと、改めて気づく。

今、今、今、私のやりたいことは……?

 

なぜか、轟音と一つになろうと思った。

ずっと轟音に抵抗していたことに気づいたから。

 

どのみち、避けることは無理なんだから、それなら、轟音と一つになったらおもろいかも…なんて、思った。

 

幼い頃の感覚が蘇った。

 

そうやん。

そうやって、ずっと、わたしは(私たちは)やってきたなぁ。

 

業者のおにいさん、けっこうイケメンやったな…と気づく。
(いや、気づいてたけど…ね。笑)

 

椎名桔平と密かに呼ぶ。😎

 

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