昨年から、仕事部屋をタロットルームに変えるべく、書斎と玄関のリフォームを中心に考えていたワタクシ。
しかし、実を言えば、なぜか、漠然とした躊躇があった。心から乗り気になれないというか。うまく言えないんだけど。
だから、気持ちの上では「やるべし!」と奮い立たせて進めてきたのだけど、気合いとは裏腹に、その都度、何かしらのプチ問題が出てきて、遅々として進まない状況が続いていた。
そんな中、極め付けはコロナ自粛で、工務店さんから「半年くらい遅れるかも」と告げられた。
…しかし、この時、私は心のどこかで、なぜだかほっとしていたことを、白状しておこう。( ̄▽ ̄)
何かがひっかかるんだけど、よくわからんし、追求しようがない…という感覚。だから「とりあえず前に進めるしかない」という心情だった。
そして、世界的な自粛期。
日々を静かに過ごす中で、少しずつ、自分の本心が見えてきたのだ。
それは、、、
睡眠こそ、本当に清浄に美しく守るべき場ではないか──
ということ。そして、
寝室こそ、「生」の根っこではないか…と。
いや、以前からそうは思ってはいた。人生の1/3を過ごす寝室。
時には、人にもエラそーに語っていたのだが。
でも、「本当の意味で」気づいたことは初めてだったかもしれない。
だれにも見せない部屋こそ、本来こだわるべきところではなかろうか?
そして、夢見の専門家であるワタクシこそが、寝室を快適に変えなくて、誰がそれをするのか!(←ドン!( ̄▽ ̄)v)
…というわけで、リフォームは、
タロットルームより何より、寝室、そしてお風呂が「先」と決定した!
頭で考えてた時は、まずは、お客様が入る「タロットルームから」と思っていたから、少し迷ったのよ。
しかし、この直感を外したら、全てが、ずれ始めるのがわかった。
それくらい絶対的で、断定的な気づきだった。
私個人にとってはありがたいことに、世界はまだまだ自粛気味で、人に合わせることより、直感を信じて動くことが容易になってはいたし。その点はラッキーだと思う。
気づいてしまったら、早い早い。さっそく、寝室に着手。
テーマは、ホテル化。(宿泊施設にするわけではありません。笑)
ホテルの部屋は昔からの憧れ。ずいぶんと前から、こんなズバリの内容の愛読書↓を持っている。寝室のホテル化に興味のある方にはオススメ。→『シンプル&ラグジュアリーに暮らす』(Amazonへ)
そんなわけで──
まずは、ベッドを入れることにした。
10年前、ボンの誕生とともに、育児部屋を作るために、処分したのがダブルベッド。以来、この10年間「お布団に川の字」で、親子仲良く横になる寝所が、私にとっての寝室であった。
しかーし、下の子ももう10歳。いかにもな育児期は終わった。
そろそろ本気で、ボンと寝室を分けようと考えた。
小さな寝室に、新しく鎮座したベッドは、ドリームベッドのクイーンサイズ。その上、落ちたら怪我をするくらいの高さがあるもの。笑
ベッドにしてしばらくは落ち着かなかったけど、この高さと広さのおかげで、今では、夫も私ものびのびと一日の疲れを癒せている。
(さすがに、家のベッド写真を掲載するのはためらわれるので、やめますね)
そして、次に、カーテンの取り替え。
カーテン専門店『京都CB SOWM』さんでサイズもきっちり計り、我が家的には破格のオーダーのものを誂えた。
壁色とピッタリの淡い鶯色に、
京タロ的イメージ法の玉転がし(謎)をサポートするがごとくの球の柄。ちなみに、球柄はプリントじゃなくて、別布で手刺繍で貼り付けてあるのよ。めちゃめちゃ手が込んでいる。
このカーテンだけでも、寝室の空気がガラリと変わる。
あなどれないのがカーテンである。
レースカーテンも誂えた。
↓ちなみに今までの、カーテン柄↓
ユニークでユーモラスな龍のプリント柄。
25年くらい前に布地を購入し、自分でカーテンに縫製したもの。これはこれで気に入っていた。