ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雑司ヶ谷3、恋に生き、恋に散った大正ロマンの巨人たち

さて、雑司ヶ谷墓地も、今回が最終回です。 墓場めぐりの趣味が特にあるわけじゃないのですが(笑)、なかなかこんなにいっぺんにお参りできることがありませんよね。 また、お墓は墓標というだけあって、標(しるし)であり、とてもシンボリックなものを覚…

雑司ヶ谷2、鏡花、八雲…近代幻想文学の極み

前回は、雑司ヶ谷墓地というところで、夏目漱石さんのお墓参りをさせていただいたお話でした。 まだ続きます、雑司ヶ谷墓地めぐり。今回は、このブログに、墓が立ちまくると思いますが(笑)、いずれも著名な方ばかりなので、どうぞお付き合いをいただければ…

そぼ降る雨と雑司ヶ谷1、夏目少年にアダシノを想う

雑司ヶ谷墓地は、まるで演出しているかのように、ええ感じで雨に煙っておりました。 さっそくガードマンのおじさんに夏目漱石と泉鏡花の墓標を尋ねると、案内図を広げて「永井荷風でしたっけ?」と聞くので、「永井荷風(のお墓)もあるの?」と覗き込むと、…

近代の文豪らを偲ぶ 始まり

東京へ遠回りするからには…と計画を立てたのが、近代文豪のお墓めぐり。まずは、かの夏目漱石先生です。調べてみると「雑司ヶ谷」という墓地。近代の文豪やアーティストたちがたくさん眠られている大霊園とのこと。私の好きな泉鏡花も、こちらで眠られている…

タロット映りし我が姿かな

あいさんの作った朋百香さんの鏡 以前にブログにも書きましたように、京都での原画展の折に、天啓のように強烈に感じたことが、「京都タロットとは、絶対肯定のカードである」ということ。 今回も、もちろん、その啓示に驚き、感じながら見させて頂きました…

そのお部屋、長平庵(朋百香さん原画展@横浜)

たいへんご無沙汰しております。 (日々にボーサツされておりまして、更新する余裕がありませんでした。すみません;) さてさて、今回、久しぶりに更新いたしましたのは、、、 先週末、京都タロット原画展が長平庵(朋百香さんちの私設ギャラリー@横浜)で…

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