本日で、『鎖国のススメ』完結篇!
(04からの続き)
………改めて、自分に訊ねてみた。
「もし、お金の心配が全くなかったとしたら、
私は、今、この企画をほんまに実現したい?」と。
すると、
なんと、NO だったのよ。
なんてこと! 笑
寝室のホテル化計画を進めたくて、あまり他のことに煩わされたくない…
というのが、その時の私の偽らざる本音であった。
じぇんじぇん余裕なぞないというのに、生産活動を避けるとは、
どーゆーつもりやねん!ワシ…。
多少、自分に憤ったけど、気づいてしまったらしゃあないね…と、
この企画は、思い切って辞めることにした。
とはいえ、代替案もない。(⌒-⌒; )
ただ、何をするのであれ、心配発進は、
ことごとくうまくいかないのはわかっているので、
この心配のバイブレーションを、
気づくたびに手放すという、
京タロ的なワークを自分なりに発見して、ただ、それだけをしていた。
いや、ただ、それだけしかしなかった。(ちーん…;)
いや、もっというと、お金のかかることばかり、やっていた。(どないやねん!)
寝室ホテル化なんて、実はやってる場合じゃない状態だったけど、
心配をとことん手放すという作業の中で、
直感的に感じていたのが、
お金を排出してしまえ…というただならぬ衝動であった。
そう、尿意みたいなもん。笑
まるで、尿が膀胱を押しているのがわかる、っていう感じ。
自分が活動する前に、
なけなしのお金を、出してしまえと、私の内側が訴えている。
狂っているとは思ったけれど、
そもそも、たいした預金もないので、^^;
それ自体にビビるほどではないんだが、
ネが気弱なもんで、「ビビってんじゃねー!」と何度も自分に発破をかけた。
そのうち、きっと、なんらかのやる気とか、アイデアとか、純粋に金儲けしたいとか(笑)
そんな欲望が湧いてくるだろうって思っていたから。
しかし、
数日後、わたしのやる気や欲望より先に、
事態は、別のところから動いた。
(仕事を生きがいとして愛する親分が、今の仕事を辞めると表明してから、
親分をよく知る複数の企業さんから、いくつかお声が掛かっていたの聞いてはいたが、、、)
新しい職場が決まったという親分からの報告だった。
内容を聞くと、彼のポテンシャルを、今まで以上に活かせるところやなぁ〜と、
妻としてはうれしく思った。
また、よく聞くと、
年収は今までの☆倍(秘密^^)ということだった。
妻はニヤケた…( ̄▽ ̄)
いや、偉いのは、どう考えても、私じゃなくて親分なんだが……笑
私の立場からの、正直な感覚をこっそり述べさせてもらうと、
すでに、お金の心配の周波数を外していたから、
現実が、慌てて付いてきた気がした。
なるようになる。
ひょっとしたら、妻として立派に支えているから、
夫が出世していくんじゃないかと誤解されると甚だ違うので、
ちゃんと否定しておこう。(ちゃんと否定する私って…(^_^;))
妻として立派に支える神話は、世間では受け入れてもらいやすいので、
私も、良い妻である、と善い顔をしたいところではあるが、笑
改めて、私の正直な感覚で言えば、、
そういう立派な妻じゃないから、
親分は好きなようにやっていけるんじゃないかと実感している。
親分の動向なぞ、いちいち気にしていないもん。大好き〜とは思ってるけどね。笑
私のやっていることは、たった一つ。
ほんとうに心が動く時にだけ、動く。
尿意があってから、トイレに行く、と同じ!
これぞタイミング!
すべての正解は、私の中にあり、私しか持っていない。
それは言語化できなくても、
直感という形で、私の「表の意識」に、
いつも、いつも、いつも、知らせてくれているのだ。
これは、帝の立場で、鎖国令を発した私が、
直感・行為・快感
のみで、ただただ気分良く過ごしていれば、
事態は、なんとかなっていく……例その1である。
いや、かなりドキドキしますけどね。
……というわけで、
その企画は、その時点で成就しないでよかったのだろうと感じる。
その理由はわからないけど…ね。
いつか、いちばんいい時……それは心が動く時、
まるで尿意を催してトイレに向かうのが自然なように、(^^;;
私は、それに向かうのだろうと思った。
ようやく完!