ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

40歳からの鎖国のススメ05 完結篇

01 02 03 04)より続き

本日で、『鎖国のススメ』完結篇!

 

04からの続き)

………改めて、自分に訊ねてみた。

 

「もし、お金の心配が全くなかったとしたら、
 私は、今、この企画をほんまに実現したい?」と。

 

 

すると、

なんと、NO だったのよ。

なんてこと! 笑

 

寝室のホテル化計画を進めたくて、あまり他のことに煩わされたくない…

というのが、その時の私の偽らざる本音であった。

 

じぇんじぇん余裕なぞないというのに、生産活動を避けるとは、

どーゆーつもりやねん!ワシ…。

 

多少、自分に憤ったけど、気づいてしまったらしゃあないね…と、
この企画は、思い切って辞めることにした。

 

とはいえ、代替案もない。(⌒-⌒; )

ただ、何をするのであれ、心配発進は、
ことごとくうまくいかない
のはわかっている
ので、

 

この心配のバイブレーションを、
気づくたびに手放すという、
京タロ的なワーク
を自分なりに発見して、ただ、それだけをしていた。

 

いや、ただ、それだけしかしなかった。(ちーん…;)

 

いや、もっというと、お金のかかることばかり、やっていた。(どないやねん!)

 

寝室ホテル化なんて、実はやってる場合じゃない状態だったけど、
心配をとことん手放すという作業の中で、
直感的に感じていたのが、


お金を排出してしまえ…というただならぬ衝動であった。

そう、尿意みたいなもん。笑
まるで、尿が膀胱を押しているのがわかる、っていう感じ。

 

自分が活動する前に、
なけなしのお金を、出してしまえと、私の内側が訴えている。

 

狂っているとは思ったけれど、
そもそも、たいした預金もないので、^^;
それ自体にビビるほどではないんだが、
ネが気弱なもんで、「ビビってんじゃねー!」と何度も自分に発破をかけた。

 

そのうち、きっと、なんらかのやる気とか、イデアとか、純粋に金儲けしたいとか(笑)
そんな欲望が湧いてくるだろうって思っていたから。

 

しかし、

 

数日後、わたしのやる気や欲望より先に、
事態は、別のところから動いた。

 

(仕事を生きがいとして愛する親分が、今の仕事を辞めると表明してから、
親分をよく知る複数の企業さんから、いくつかお声が掛かっていたの聞いてはいたが、、、)

新しい職場が決まったという親分からの報告だった。

 

内容を聞くと、彼のポテンシャルを、今まで以上に活かせるところやなぁ〜と、
妻としてはうれしく思った。

 

また、よく聞くと、

 

年収は今までの☆倍(秘密^^)ということだった。

 

 妻はニヤケた…( ̄▽ ̄)

 

いや、偉いのは、どう考えても、私じゃなくて親分なんだが……笑

 

私の立場からの、正直な感覚をこっそり述べさせてもらうと、

すでに、お金の心配の周波数を外していたから、
現実が、慌てて付いてきた気がした。

 

なるようになる。

 

ひょっとしたら、妻として立派に支えているから、

夫が出世していくんじゃないかと誤解されると甚だ違うので、

ちゃんと否定しておこう。(ちゃんと否定する私って…(^_^;))

 

妻として立派に支える神話は、世間では受け入れてもらいやすいので、

私も、良い妻である、と善い顔をしたいところではあるが、笑

改めて、私の正直な感覚で言えば、、

 

そういう立派な妻じゃないから、

親分は好きなようにやっていけるんじゃないかと実感している。 

親分の動向なぞ、いちいち気にしていないもん。大好き〜とは思ってるけどね。笑

 

私のやっていることは、たった一つ。

 

ほんとうに心が動く時にだけ、動く。

尿意があってから、トイレに行く、と同じ!

 

これぞタイミング

 

すべての正解は、私の中にあり、私しか持っていない。

 

それは言語化できなくても、
直感という形で、私の「表の意識」に、
いつも、いつも、いつも、知らせてくれている
のだ。

 

 

これは、帝の立場で、鎖国令を発した私が、

直感行為快感

のみで、ただただ気分良く過ごしていれば、

事態は、なんとかなっていく……例その1である。

いや、かなりドキドキしますけどね。

 

 

……というわけで、

その企画は、その時点で成就しないでよかったのだろうと感じる。
その理由はわからないけど…ね。

いつか、いちばんいい時……それは心が動く時、
まるで尿意を催してトイレに向かうのが自然なように、(^^;;
私は、それに向かうのだろうと思った。

 

ようやく完

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