ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

よしなしごと

欠点変容

自分の欠点が、いつのまにか長所になっている。 そういうことはあるね。 わたしの場合、 ヘタレという属性を活かした結果、 物事の本質を見る という方向性に 意識の全体を使えるようになった と言える。 ヘタレで、ヘナチョコな面は、 長いこと、 私の生き…

わからない が 原点

このごろ、なんども《拾弐 アダシノ》をひく。 現在のリアルテーマ「ゆだねる」という在り方を、ここにも見る。 ゆだねることは、本当の発見のための序章。 というより、存在状態そのものとも言える。 京都タロット自体が、ゆだねる ことを示唆するものと感…

卍スプレッド その1

先日、kindle端末を紛失して、 そこでピン!ときた、失せ物探しスプレッド……の続き。 ※ちなみに1週間前からインスタ↑をはじめまして、そちらに書いてます。 その後、ひらめきが降りてくるのを待っておりまして、、、 ……ついに、完成す!の巻✨✨ 鳥居法の変形…

「焦り」を落とすと

思えば、長い間、私は「焦り」というエネルギーを握っていたように思う。 時には、それを持っていないようなふりをしていたけれど、 たとえば、 なにか、ソワソワする具体的事象が「ない」時でさえ、焦りを味わっていた。 いや、もっと厳密に言おう。 ソワソ…

かよこさん

おねえさんのような方と、午後のひととき、いっしょに過ごす。 すぐ近くのお寺さん。ご本尊の前。 この1、2ヶ月のお互いの諸々のお話を、聞いたり、話したり。 私の話すことばを、そのまま理解してもらい、 私も、彼女の話すことばがするりと入る。 同じ死…

ららら感

夫から貸してと言われて、kindle端末機を紛失していたことに気づいた。 最後にさわったの、いつ? いつもは、ここに入れているのに…。 とっさに探し回る。 ただ、これだけのことで、 穏やかな気持ちが、一瞬にして曇る。 あまりにもナチュラルだった「曇る」…

たろうさんの到来

零(0)番の このカードを眺めていると、 たろうさんの到来を告げるものなのだと、 感じます。 たろうさんは、日本の民話では「主人公」として登場する男の子の名前です。 桃太郎、金太郎、浦島太郎 をはじめ、 三年寝太郎、龍の子太郎、ウルトラマンタロウ……

至福のまま

1年半くらい前にお知り合いになって、 ターニングポイントには、なぜか連絡を取り合う関係のCさん。 ひっさしぶりにLINEを送ったら、電話をいただいて、 目から鱗だけじゃなくて、体から鱗出るよ って言われて、笑 たまたま翌日に企画されていたイベントの…

うまくいっていないように見えても、違う

(Reverse) 勾玉の四(R) | 剣の四 | 拾五オロチ すごく苦しい時、頭と心が痛めつけられている感覚。 ものすごく落ちている。 でも大丈夫。これは、免疫をつけているようなもの。 そうは見えていなくても、うまくいっている。 喜びが大きくなっている。(…

別冊指南書No.3を電子出版!

別冊号、またもや電子出版しました。(無料です!)パート3のテーマは《剣の拾》。 全カード78枚中、もっとも厳しく感じるカードと言っても過言ではありません。 私は今回、《剣の拾》を早い目にお話しておきたかったのですね。先に、この在り方を知ってお…

ヘラの催淫帯 作戦〜帯のシンボリズム〜

まだまだ続く「帯」談義。 「帯(おび)」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? 近頃の私は、もちろん書籍の「帯」がマイブームですが、一般的には、着物の帯ではないでしょうか? 着物は帯があって、はじめてピシッと締まるので、そんなピシッと凛々し…

別冊出しました!(無料)

パブーの該当ページへ 指南書を出版して1週間。知り合いの方から、こんなLINEをいただきました。 「興味があって、いつかは京都タロットを学んでみたいけれど、その気にならなければマスターできないと思うので、敷居が少し高い。」 と言うようなご意見でし…

夢見と邂逅する唐紙画

本日のトピックは、昨日書いたお話の、シンクロ裏話の巻 先週末、発売日直前に、出版お祝い&結婚記念日も兼ねて、30年前にお式をあげたリーガロイヤルホテル(当時は京都グランドホテルと言いました。懐かぁ〜)に宿泊しました。 (=バブルだったので、…

ミケのお役目??

お伊勢さんの外宮をお参りしたあと、外宮前の参道を歩いていたら、スタポさん提供の駒井明子さんの個展を見つけました。 私は、何年か前に、駒井さんの絵を購入したことがありまして、結構好きなのです。 前日に参拝に行こうと話していたのですが、二人とも…

わたしの原点

ムージが、ラマナ=マハルシの言葉で、 「私は、ほとんど何も知らない」 という内容を紹介していたが、 これこそ、 ほんとうの ほんとう。 いつでも、すすんで「何も知らない」ところに在ること。 これが、わたしの原点。 「私」と曲解していた「私」をぜん…

囚われず ないがしろにもせず

ちかごろは、ムージばかり見ている。 喉が渇いて、水を飲むが如く、ムージばっかり。笑 ムージが導いてくれる瞑想は、 ただ「観ている」だけの存在状態そのものに気づかせてくれる。 私(私たち)の存在は、ひとことでいえば、 「気づき」自体だと、言いたく…

薬を飲まなくなったことと瞬間に生きること

先日のこと。 生肉をいただいたら、腸炎を起こした。 幼い頃から胃弱で、家族が大丈夫でも、わたしだけがアタることがたびたびある。 ただ、今回は、病院へは行かず、したがって薬も飲まなかった。 じっとお布団をかぶって横になっていると、汗をかいて、熱…

自然に動くまま

私が、どうにかしようとしなくても、 私が、なんとかしようとしなくても、 ただ単にゆだねて、それにまかせて生きる。 どうにかしようとして、気を張って、 相手に、否 を伝えなくても、 ただ嫌だと感じた「そのとき」に、否 というだけ。 行動的には、一見…

京タロのツールとしての本質

タロットを作る という作業は、 ひょっとしたら、概念化ではないか? と思われるかもしれない。 たしかに、そのように作る人も、いるのかもしれない。 (まあ、一概に、それがダメだとも思わないし) ただし、京都タロット場合は、ちょっと違う。 仮説として…

概念化したい欲

それにしても、、、 人の「概念化」したい欲、というのは、 凄まじいものだと感じる。 私のように、すでに、この心理のメカニズムを知った上で、 できるかぎり、概念化ではなく、 生を「そのまんま」生きる と決めている場合でさえ、 合理的だと判断すると、…

気づきのその後

書きたいものと言ったものの、 どこからどう話せばいいのか、少し難しく感じる。( ̄▽ ̄) …が、書こう。 私は、長年「悟り」をこじらせていた。 20年以上、このことに取り憑かれ、くたびれ果てていたのである。 決着がついたのが、2015年の初夏。 探求自体…

やっと、ほんとうに書きたいものを、書いていこうと言う気持ちになった。 (いまさらだが……) 特定のテーマに しばられないものと考えてはいるが、 そうは言っても、 私の 傾向 というものは、出てくるようには思っている。 これからも、ご笑覧いただけたら…

諦観とイワナガさん

3年くらい前やったかなぁ。 もう、心から思うことのためだけに生きようと、本当に決めて、表向きの(ライターの)仕事を、ほぼ受けなくなった。 半年後にはカードを作って、1年後には講座を開いて、1年半後には指南書の原稿を書いた。 今の私には、指南書…

倶利伽羅さんとフェイスマッサージ

倶利伽羅(くりから)龍王の世界観は、龍が人間で、剣が神仏とされ、龍が剣を丸呑みしているのは、神仏と人との一体化を描いているという。 また、不動明王の持っている剣は、倶利伽羅剣と言われるように、倶利伽羅龍王はお不動さんの化身とされる。 今日、…

椎名桔平と密かに呼ぶ

家のリフォームのさなか、轟音と振動が響き渡っている。業者さんたちが、ひっきりなしに出入りしている。 開けっ放しの玄関ドアから、猫が出ていかないように、子供部屋に、猫トイレと猫ごはんを入れて閉じ込める。猫が不安にならないように、私も、子供部屋…

ひろかもさんの京タロ&ジオマンシー

京都タロットを使って占っていただける人や愛好家をご紹介するコーナー。今回は、スタジオ・アッシュの「ひろかも」さんこと鴨川泰江さんです。 (ちょっと長いですが、どうぞ、お付き合いください〜) ひろかもさんは、高校時代のクラスメイトで、当時は特…

40歳からの鎖国のススメ05 完結篇

(01 02 03 04)より続き 本日で、『鎖国のススメ』完結篇! (04からの続き) ………改めて、自分に訊ねてみた。 「もし、お金の心配が全くなかったとしたら、 私は、今、この企画をほんまに実現したい?」と。 すると、 なんと、NO だったのよ。 なんてこと!…

40歳からの鎖国のススメ04

(01 02 03)から続く… 自分の現実のことを書くのは怖い。躊躇はある。 でも、ここまでの譬え話を「実際に」置き換えたものは、体験したことが一番伝わると思う。 題して…… もともと鎖国傾向だった私が、コロナ自粛で大手振って鎖国主義になったことで、変化…

40歳からの鎖国のススメ03

(01 02 からの続きです) すごく長くなってしまっているけど、めちゃめちゃ楽にスムーズに生きられるあり方なので、さらにさらに、噛み砕いて話します。 (実は、ここからが極意 !)笑 帝(あなた)は、尿意を催す。そして、トイレに直行! (唐突で卑近な…

40歳からの鎖国のススメ02

(昨日の01からの続きです。) 内面の鎖国。 それは、外国との交易を気にすることではなく、どこまでも「これ」「おれ」「この」「ここ」を見ていくことである。 …いや、おれって。^^; つまり、交易をしないのではなく、交易のことは、廻船問屋に任せておけ…

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