あえて楽しもうって思っているわけではないし、
前向きにならなって考えているわけでもない。
なのに、不思議。
ワクワクが止まらない。
小さな申し訳なさ、謎の罪悪感。
(…いや、こんな時期だから、謎でもないけど。)
この時期を使って、
私がやってみたかったこと、、、実は、心の中のことばかりだけど、ぜんぶやっている。
「わたし」に優しく。
寝たいだけ寝て、起きたいだけ起きてる。
もともと、ショートスリーパーだから、
バタンと果てて、もそっと起きる。
それが、幸せ。
それが幸せって、それだけで幸せって、
昨年の「私」が想像しえた?
コロナが想像し得なかったように、
ただ、起きて寝て、起きて寝て、、、それを心のままにしているだけで、こんなに幸せになれるの?
自分を焦らさない。急がさない。
その代わり、
自分の本音だけを徹底的に見る。
家族とだけしか居てないし、
数少ない友人だけとしかやりとりしていない。
ただ心の中で、
「みんな、元気でありますように!」
誰の動向も知らないけれど、それだけを、心から祈っている。
祈ることはできるし、愛することはできる。
心の中だけのことだけど、これが、本当の、こころの芯のところ。
コロナを通じて、この幸せに気づけて、
そのおかげで、今、思っていることを、そのまま義母に告げた。
おかあさんも、おびえなくても大丈夫。
もし、おかあさんがコロナにかかるようなことがあって、
ひとりぼっちになった気がしても、
私は、いつも思っているから大丈夫。
その時、肺が苦しくなって耐えられないって感じたら、
こっちの世界をつるっと抜けたらええと思う。
ああ、あっちの光の世界に行けるんやな〜って理解できるから。
次には、新しくなった地球か、あるいは、もっと素敵な星に行けるから、私は、それを心から祈ってるから大丈夫。
ほんまに、なんも心配なんかいらんのよ。
と、心から言えた。
たぶん、今までの常識なら、めちゃめちゃなことをいう嫁だと思う。
…いや、今までから、けっこうめちゃめちゃ言うたり、したりしてきたけどね。笑
でも、心をこめて言えたから、すんなり通じた。
「そりゃそうね…」と。
「…85も過ぎて、死ぬのを怖がっているのも、変な話ね」って義母。
ああ、やっぱり大きな女性だと思った。
この親分を育ててきてくれた人だと、さすがだと思った。
自分が幸せじゃなければ、この本当のことは、なかなか伝わらないだろうけれど、
ほんとうに大丈夫なことを、
嘘をつかずに、伝えたかったから。
こんな時期でも、こんな時期じゃなくても、
幸せでいて、ええんやで。
「不謹慎」って言葉が、薄〜く脳裏をよぎるけど、
ここは、あえて言おう。
めちゃめちゃ幸せを感じていても、ええんやで。
幸せの根拠はなくても、ええんやで。
寝て、起きて、ああ、今日も、寝て、起きて……笑
それだけで、幸せを感じられることを、
信じてみても、大丈夫やで。
同じ風景でも、心の中は、新しい世界に住むことができるって知ってた?
あなたが欲しいのは、ほんとうは、それじゃない?
心を、新しい世界に引っ越しさせてあげたくて、
私たちの目の前には、まかふしぎな病が、登場してくれてるんかもしれへんね。