ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

一家にひとり、JK

うちの娘はJK。女子高生である。
女の子はおマセなので、反抗期は、早めにはじまり、早めに終わる。なので、うちの娘の反抗期も、ほぼ終了している感。
(反抗期:うちの場合は、小学6年から中学1年くらいまでの2年間くらいで、最もひどい時は、私のいないところで「ババア」呼ばわりしていたことが判明したことがあったよ。私はえらく傷ついて、娘の襟首つかんで泣きながら「オトシマエつけんかえ!」とすごんだことも、もはや腹を抱えるほどの笑い話…w)

もちろん、今でもしょっちゅう口論にもなるが、それはすでに反抗期のものではなくなる。親側も「少女」から「娘」への変貌に、いつのまにか慣れたこともあるんだろう。
娘の方も、彼女なりに母親の扱いにも慣れて(笑)、いたわりや気遣いを見せてくれたり、言い訳もうまくなったりして優しい。男女のことや、日常の細かいことも、女同士の会話ができる。テレビを見ながら、アホなツッコミを投げ合って、ゲラゲラと笑い合える娘との時間は、愉快きわまりない。(夫は、じゃかましーと言うが。(^^;))
そして、今しかないであろう彼女との貴重なひとときを想い、胸がきゅうぅっとなる。

ほんと一家に一人、JKがいると楽しい。(母親より頭の回転も早い分、口達者になって腹が立つこともあるけれど…)
あと半年ほどで卒業。JKでなくなる。
JKじゃなくなっても、娘は娘なんだが、母はささやかに胸が痛い。
急に女になるわけでもないのだけれど、次第にこの「JK感」なるものも抜けていくのだろう。
うーん……当たり前だけど、どうなるものでもないんやね。今の彼女と、楽しい時を過ごそう。

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