娘のリクエストで、ディズニー映画『魔法にかけられて』 (Click!) を二人で見に行った。 わたしは『ライラ…がいい』と言っていたんだけど、今回は娘に従って正解でした。いんや~すばらしー、期待以上!…ってか、期待してなかったぶん、めちゃめちゃ掘り出し物的感動!娘の方は10年の歴史の中でベスト1と言っていたよ。いやあ、わたしも40年の歴史の中でベスト10に入れたいくらいでした。 それで、今さらながらわかった。わたしはどうやらミュージカルものがかなり好きだ。体からほとばしるように湧き出す歌とダンスが好き。(生涯のベスト3に入る『踊るマハラジャ』などは典型です、うん) 今回のは、ディズニーのお姫様シリーズのパロディが満載で、お姫様シリーズファンの人なら、虜になることを保証しましょう。夢と不思議とロマンスと冒険がいっぱい。恋する乙女はもちろん、恋するジェントルマンにもかなーりオススメの一本です。 わたしがもっとも心惹かれたところ。 おとぎの国から現実に飛び出してきたお姫様ジゼルは、はじめ「怒」という感情を理解していなかった。でも、生身の人間の世界で人と触れ合っていくうちに、彼女の中で怒りが目覚める。その瞬間がとってもイイのだ!身震いするほど素敵。彼女は、プリプリと腹を立てながらも、そんな新しい感情を味わったことに一方で歓喜して興奮していて、その表情が、そりゃあもうキュートでリアルで、ある意味セクシーでかわいすぎる。こんなお顔しちゃあ、殿方なんてぇイチコロン♪ だわよ。ほんま。 この素晴らしい一節、マイ映画史名シーンに、堂々と連ねますぜよ。これを見るためなら1800円は惜しくない。あたしゃたぶんもっかい見に行くでよ。DVDも買うでよ。(笑)