鳳凰繋がりの翌日、M子からのLINEで、妹のCちゃんから自身も京都タロットを購入したいとの連絡が入ったとのことで、M子とCちゃんのお二人をお家にお招きした。
Cちゃんのことは、M子を通じて、ときどき話を聞いていたが、直接会えたのは30年ぶり。
彼女が優れた霊能者ということは、M子より、幼い頃からのCちゃんの眼力に関する、驚きのエピソードを見聞きしていたからだとは思うけれど、あるわかりやすい傾向のある能力者の方だとは、なぜか感じた。
神棚あたりに白巳(しろへび)さんがいるとのこと。
実はこの前、近くの巳さんをお祀りしている小さな神社さんにお参りしたときに、そこに書かれていたご真言が、妙に気に入ってしまい😅、以来、数日感、お念仏のようにブツブツ唱えていたので、たぶん、その真言の顕現のようなものではないかと思える。
また、京都タロットの箱ひとつひとつに潜んでいるたろうさんを感じるようで、それを解読してくれたんだけど、もう、おもしろいったらない。
Cちゃん自身で選べるように、赤と黒のそれぞれのお箱を準備していて、私は最初から、なんとなく彼女は『黒』を選ぶだろう、と思ってはいた。
Cちゃんは、二つの箱の前で、
「この『赤』のたろうさんは、めっちゃ優しい。いい人。この人にしたいけど、隣の黒の威圧感がすごい」と言い出した。
おもろすぎるので、あれこれ聞く。
とにかく、隣の黒さんがうるさいらしい。
「『私』を選びなさい。甘くはないが、私を選びなさい」などと言うらしく、それに根負けして(笑)、結局、黒を選んでいたCちゃん。
「わかっているだろうな」という圧がかかったそうで。
私は試しに別の黒の箱を出すと、
「こっちの黒の人は紫がかった着物を着てて、この人はとても優しい」そうで、一点一点違うのかと聞けば、どうやらすべてにたろうさんは宿っているらしく、それぞれ微妙に(あるいははっきりとした)個性があって、その波長に会う人を探す?というか、行くべきところに行くことになるだろうってことだった。
中には、上記のように、多少「クセ強め」のお兄さんもいるようですぞ。( ̄▽ ̄)
さながら、ハリーポッターの「組み分け帽子」のよう。70部ほどお嫁?に行った現在、Cちゃんのいうことは、なんだかよくわかる。
私自身は、そこまではっきりした感覚を持っているわけではないけれど、それぞれ行くべきところに行くことは決まっている気がしている。
だから、この奇想庵版のタロットに関して言えば、すべて自分の家から発送したいと思って、なぜかそれだけをこだわっていた意味が、今まで、自分でもよくわからなかったが、Cちゃんのおかげではっきりとした。
以前、うちからも売らせて、と声を掛けてくださった業者さんが数件あって、お任せしたら楽に売れるはずなのに、なぜか謎に全部断ってしまったワタクシ😅
実は、一度10個ほどお願いした人もいたけれど、3日ほど経ったら、なんでか「引き取りに行かな!」と可笑しな感覚が走り、とにかく100個までは我が家から出発させたいと、他はほとんどこだわりなくやっているけれど、そこだけは譲れないというヘンコさでやってきた意味がわかった。
まあ、「石」のようなもんですなぁ。縁のあるところに行く という。
ほんま、変なタロット。( ̄▽ ̄)
Cちゃんのタロットは厳しいタイプらしいけれど、厳しいというのは、要するに、ものすごく冴えた人のところに着くし、気質が引き合って、より鋭い解釈を可能にするカードということになるんですね。
まあ、人間でも、父性愛というのかな?見込みある人にだけに捧げる厳しい愛ってあるやんね。
なので、ワタクシ的にも、あるいはCちゃんの人生的にも、転換点を知らせてくれた京タロさん。
それぞれの場所での、ますますのご活躍をお祈りしよう。
「スリザリンはいやだ、スリザリンはいやだ…」。( ̄▽ ̄)