ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

祓いと浮上の

雨や、月のモノや、〇〇との電話(笑)や、子供が風邪気味ってことや……いろんなことが複合的に混じって私の中に思考と感情が沈み、なんかよくわからない不調という現象が浮かび上がる。 不調は不快。 だから、すぐにでも解決したい、消したい と思う。

消せるものなら消したらいい。 でも、たいていは、そう簡単ではなくて、京の蒸し暑さのようなもので、私の体にペタリと貼り付いてまとわりつく。 まとわりついて、はじめて気づく。

まあ、これでもええか と。

諦める。 この不快の中に沈み、じっとしていてもええんとちゃうの? 何を嫌がってるの?

そう腹をくくったら、このロウな状態が心地よくなってきて、もう浮び上らんでもええんとちがう?とさえ思える。(笑) 私は私であるから、どっちでもええやん。

私の中に、意味不明な安堵が広がって、それに任せていると『セオリツ』が浮かぶ。 そして、その「音」を感じて、涙が浮かぶ。

彼女 だ。 彼女が 私の中に 生きている。 ほとんど知られないまま、それでいいと諦めてきた その何か が。 彼女が教えてくれる。このままで心地よく、このままで 私だ ということを。

私は、ほんの少し勇気づけられる。 私が浮かびあがらせる。貴方を浮かび上がらせる。 貴方が奥底で望んでいるものが、私の中にあるものと共振する。 大丈夫。私は浮かび上がる。 なんと!

セオリツ。素晴らしい女神。まさに、浮上に導く、力強く力強い、この 祓いの 女神よ。

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