ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

学園祭

娘の高校最後の学祭、T祭へ。娘は軽音部でベースとボーカルを担当している。
私はいつものポカで、財布忘れて一度取りに帰ったせいで、娘の出番に遅れてしまった。音楽室の前で右往左往していると、娘のベースの音が漏れ聞こえてくる。見知らぬ男子が「曲の途中だから今は入れません。この曲が終わったら入れますよ」と声を掛けてきた。「あかんねん。娘が今、やってんねん」とごねる父兄(←ワタシです…;)に困り顔の男子。(そりゃそうだ)

 

扉の向こうから制止する別の男子に、入れてくれと拝みまくるワタシ。そうこうする間に曲が終わり、扉が開いたので中へ。二曲目は、娘のボーカル。MCしている彼女が見えた。……一応、だいじなところは間に合った。(^^;)

 

両手を上げて後ろから写真を撮っていると、先ほどの男子が私の肩を叩き、前方を指差しながら、「あちらの方が空いています。ここより見やすいと思います」と、わざわざ声を掛けてくれた。こんな厚かましいおばちゃんに、優しい男の子。福士蒼汰に見えたわよ。(^_^)

 

奥に入ると、今度は二回ほどしか会ったことのない娘と同級の部員の女の子が私に気づいて「あ、M(@娘の名前)の!前にどうぞ!」パッと場所を譲ってくれた。ほんと、なんという気が利く優しい子たちばかりなんだと、おばちゃんそれだけでも感無量でした。娘、ほんとにええ高校におるなあ。

 

娘のベース姿は見そびれたけれど。ボーカル2曲。iPhoneの動画でばっちり撮影できた。歌う娘はキラキラ☆していた。

母はいろんな意味で、嬉しかったのであった。

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