ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

ららら感

夫から貸してと言われて、kindle端末機を紛失していたことに気づいた。

 

最後にさわったの、いつ?

いつもは、ここに入れているのに…。

とっさに探し回る。

 

ただ、これだけのことで、

穏やかな気持ちが、一瞬にして曇る。

 

あまりにもナチュラルだった「曇る」反応。

 

先日、至福感に包まれたおかげか、

「あ!(そんな必要ないのに)対処しようとして、曇ってる」

と、わりとすぐに気づいた。

 

ゆっくり呼吸に意識を向けると、胸のあたりから、

「あ〜♪ ラララ〜〜♪」と メロディのような感じが湧いてきているところに、

焦点を当てる。

 

(もう、ここにさえいればそれでいいんだけど、

ちょっとした珍事があると、

「珍事への対処」という在り方に、

一気に、こころが向かってしまうね)

 

……ららら感が気持ちいい✨ 笑

 

夫に「きっと出てくると思うから、ちょっと待って」と言う。

そして、「とっさに探す」という在り方から離れる

 

心に

「今、ここ が 教えてくれるから大丈夫」

というフィーリングが流れる。

ほっとする。

 

そのとたん、

「あ、これは、このまえひろかもちゃんから教えてもらった方位のタロットで試せるかもしれない!」

と気づいた。

 

強烈に、ワクワクしてきた✨✨

 

ほんま、完璧✨ と感じながら、

思いつくまま、新しいスプレッドで展開。

 

こたえが、トントントン と落ちてくるように感じた。

 

指南書のリーディング法についても書いたけど、

こうやって、「自分」を感じる方に意識を使うってことをする。

これを、本気の本気の本気でする。

 

すると、

至福 恍惚 ふんわり ラクラク 

……なのに、

スッキリクリア✨

っていう、ららら感(笑)に包まれていることに気づく。

 

 

たろうさんの到来

 

 零(0)番の このカードを眺めていると、

たろうさんの到来を告げるものなのだと、

感じます。

 

たろうさんは、日本の民話では「主人公」として登場する男の子の名前です。

 

桃太郎、金太郎、浦島太郎 をはじめ、

三年寝太郎、龍の子太郎、ウルトラマンタロウ……

 

だから、たろうさんの到来 とは、

あなたは、あなたの人生の「主人公」だと知らせてくれているのです。

そういう意味で、たろうさんとは「聖なる少年」

 

なにが、はじまるかな?

どんな物語が広がるかしら?

 

このカードを引いた時は、

これからはじまる主人公としての人生への 期待不安がふくらむとき。

 

そして、その物語は、まったく未知のもの。

未知であるから「無限の可能性」があるのです。

それは、予測不可能さに心をひらくこと。

 

頭で考えた予測を手放す覚悟はありますか?

 

このとき、

どうしたらいいかわからない……と思ったとしたら、

ほんとうにおめでとうございます。

 

私はこれを、

「聖なる 『どうしていいかわからない』」と呼んでいます。笑

 

そのまま手を離していてください。

 

なにかを「やろうとすること」から手を離し、

「起きてくること」に委ねます。

 

考えたアイデアではなく、アイデアは内側から起きてきます。

そのアイデアを実行します。

予測した行動ではなく、出来事が起こってきます。

 

手を離し、起きることに任せることで、

新しい次元(ステージ)に、意識が切り変わっていきます。

たろうさんは、今がその時ですよ と告げているのです。

 

 

※因みに速習講座の1回目は 「零番 たろう」について、お話ししています。↓

 

 

至福のまま

1年半くらい前にお知り合いになって、

ターニングポイントには、なぜか連絡を取り合う関係のCさん。

 

ひっさしぶりにLINEを送ったら、電話をいただいて、

目から鱗だけじゃなくて、体から鱗出るよ

って言われて、笑

 

たまたま翌日に企画されていたイベントの話を聞いて、

なんだか興味津々で、

素敵なおうちにおじゃますることになった。

 

来られていた方も、真摯に自分に向き合っている方ばかりで、

ほんま、心地よかった。

 

目的が、内向きの人たちといると、

余計なことを考えずに済むので、

ほんとうにラク

 

それでも、思わず、クセで外向きの感覚が出たりするので、

気色悪くなって、その場で手放して……を滞りなく繰り返せる。。。

そんなひとときだった。

 

私は1ヶ月前くらいに、わけあって、

全力で外向きのエネルギーの使い方を1週間ほどやっていたことがあって、

気色悪さがピークを迎え、吐きつもどしつ、

強制終了してしまったことがあったばかり。

 

以来、外向きになりかけると、

速攻で、もわ〜〜と気色悪さが蘇るので、

日々、なんども、なんども、なんども………もう無限になんども、

内に向けることをくりかえした。

 

 

おかげで、例外を作らないことを決め、

そして、

いかなるときも、純粋な本質の方を選ぶと決め、

 

今、

ほんとうに全身から鱗(?!)が落ちるような発見があって、

この決断が、腑に落ちた。

 

あたりまえだけど、決めるのは、私だった。

 

 

解決しようとしない(なるようになっていくから)

瞬間、例外なく「こっち」を選ぶだけ。

だれといても、「こっち(わたし)」を選ぶだけ。

 

(ちょっとぉ、マジで、こんなにラクでええの〜??!!)

 

  ✨ ✨

  

帰りの車中は、もう、完璧で、

Sさんという方のお隣にお邪魔させてもらった。

 

Sさんは、一貫して、内向きのままお話しされている。

内向きの人といると、こちらも自然と内を向ける。

ああ、これでいいんだと。

 

当然だけど、強制されるわけでまるではなく、

 そこに響くことに同意するかどうかは、

私が、瞬間に選んでいる。

 

私は、若干外向きの緊張や、

「せっかくご一緒しているんだからもったいない根性」や

「帰途、ゆっくりされるところを申し訳ない」という

自分の気持ちをとらえつつも、

 

やっぱり、「せっかくやもん!」を腹くくって選び、

(もちろん、拒まれたら退散しますが……笑)

 

ドキドキしながらも、

従来から抜けなくて困っていた「夜こわい問題」に、

新しい角度を入れてもらった。

 

すごい!

私は、選べる。

そして、どのみち、私は、選んできたのだ。

このテーマを地上で選び、遊んできたのだ。

過去生でどうの……という理由をつけて。

それが仮に本当であるにせよ、遊ぶ方を選んできたのだ。

 

もう、これで遊ぶの終わろう。

 

やっぱり、その人の「在り方」を感じるのが一番、腹落ちがすごい。

 ツールもすごいけど、

在り方を感じられる方がよりすごい。

 

 

 その日の晩、

 ふだん使わない筋肉を使ったように、変な疲れがあって、

そして、夜こわい問題が外せるという安堵感もあって、

速攻で朝まで通しで寝た。(めったにない)

めちゃくちゃ寝た。

 

翌朝、

ほぼ、世界は一変?!

 

あの、あの乙女時代に包まれていた、

あの優しい、あの強い、至福。

 

これからは、自分で「選べる」!

な・ん・そ・れ?

大人になってよかった。笑

(これは通じんかもしれん)^^;

 

至福のまま、イエスといい、

至福のまま、ノーとも言える。

 

まだ「やわい」ところもあるので、 

ずれたら、外す。

 超シンプル。

 

うまくいっていないように見えても、違う

 

勾玉の四(R)  | 剣の四 | 拾五オロチ

 

すごく苦しい時、頭と心が痛めつけられている感覚。

ものすごく落ちている。

でも大丈夫。これは、免疫をつけているようなもの。

そうは見えていなくても、うまくいっている。

喜びが大きくなっている。(まったくそうは感じないが)

ーーー

なにがあっても、自分の喜びを選ぶ。

それこそが、力強さではないだろうか。

周囲を触るのではなく、周囲は自ずと変わる。

 

まもなく、私は伝家の宝刀を手に入れる。

ーーー

詳しくはプライベートなことにつき書かないけど、

現在、気持ちが落ち込みがちで、お客様を一時ストップして

一日になんども修繕ボタンを押すように

マインドフルネス、自己対話など、内に働きかけながら過ごしている。

 

速習講座も、今のところストップ。

やっぱり、スッキリ、クリアリングできている状態でお迎えしたいわけです。

たとえリモートであるとしても、私の心身の状態で精度がぜんぜん違うから。

 

(こうやって書くと、わりと高確率で「旦那さんの浮気?」と思う方がいるので、

 あらかじめ「全然ちゃう!」と、否定しておきます。はい( ̄▽ ̄))

 

そんな時に、この三柱鳥居。

3枚中、四が2枚も。まさにこれはイニシエーションとなることがわかる。

(京タロでは、四はざっくりと通過儀礼

 

私の中のヤマタノオロチ伝説は、今まさにクライマックス。

そして、必ずや草薙の剣を手に入れることになる。

 

あ、草薙の剣と言って思い出した。

 

今、新しくホームページ作るためにご依頼しているところがあって、

そこは本拠地が名古屋なんですね。

名古屋といえば、私にとっては熱田神宮

熱田神宮さんといえば、草薙の剣

 

いや〜、やっぱり京タロのメッセージはすごい。

日本の民話由来だから、

いろいろとリンクが掛けやすいみたい。

 

唯一、楽しくできているのが、ホームページのプランニング。

これをやっているのが、のちのちになる?

 

この8月は、自己対話とヒーリングに有効な時期。

外向きの活動は原則おやすみ。

このあと、きっともっとパワフルになれるから、

貴重な落ち込みを、じっくり味わって、げろっておこう。笑

 

ここまで落ちることは、めったにないけど、

でも、今、すごく感じることは、

この感じ(落ち込み、滅入りなど)は、「最初からあった」と。

 

なかったものを、だれかのせいで感じているわけではなくて、

(なかったのなら、この件は、何も感じないからねー)

奥に秘めていたから、現実の事象に刺激されて表面化しているだけなのだね。

 

《剣の四》は、

「うまくいっていないように見えても、違う」

というのが、メッセージ。

別冊指南書No.3を電子出版!

別冊号、またもや電子出版しました。(無料です!)
パート3のテーマは《剣の拾》

全カード78枚中、もっとも厳しく感じるカードと言っても過言ではありません。

 

私は今回、《剣の拾》を早い目にお話しておきたかったのですね。
先に、この在り方を知っておくと腹が座ります。NOと言えます。こだわりに気づけます。幸せを選べます。

 

パワハラする側、される側、双方の立場から、
その根っこ巣食う《剣の拾》を深く掘り下げています。

 

パワハラする人は、実は別のところでパワハラされていたり、
その逆もしかりです。

どこかで嫌と言えない人は、だれかに嫌と言わせない。😎

 

この在り方は、現在の地上の人間に入ってしまっている重さのある関係性なので、
この相似関係を、あちこちに作りがちだからです。
ですから、一つのパワハラ関係を解消すると、他のシーンのパワハラ関係も連動して
ひとりでに緩み始めるのですね。

 

NOという。
NOを許してあげる。

制約のない自由な関係のなかで、自由に風が行き交うように、
人と人が付き合いたいな〜と願っています。

別冊!指南書#03『警告の剣の拾』 →(無料です!)

 

戻っておいでと呼びかけられる夢

実母は人形とマスク(仮面)のコレクターで、実家のおうちにはところ狭しと人形があります。

近頃、あまり面倒を見られなくなってきたということで、母から一体差し上げると言われ、選んだのがこの子。

 

ああ、可愛い💕

若月まりこさんというビスクドール作家の方が作られた妖精さん

風の精霊シルフにちなんでシルフィーと名付けた。

 

(たぶん)いずれタロットルームに鎮座することになるとは思うけれど、
今は、家に慣れてもらうために、リビングにいてもらっている。

シルフィーが、我が家に来た翌日の話。

 

リビングで、いつものようにお仕事をしていたら、
(いつものように)眠くなり、
(いつものように)横になったまま、眠った時の夢。

 

テレビドラマを見ている。

若い女性が主人公。

仲間たちと歩いている彼女。

その途中、突然、彼女の心の中に、前世?で恋人だった男性のことを思い出す。

その人に会いたいけど会えない(会っていない)という思いに心が捉えられ、だんだんと暗い表情になる。

 

シーンが変わり、

大正ロマン風の店のような書斎のような誰もいない空間が映る。

しかし、その場所が、まるで彼女の心の中の写すように、突如、薄暗くなる。

その部屋と呼応するように、
彼女の表情がさらに暗くなり、目が「いってしまっている」状態になったのがわかる。

それを見ている私は、一瞬、ぞくっとなる。

彼女に、何かが呼びかける。

(戻っておいで)

もう一度、聞こえる。(戻っておいで)

その声に、合わせるように、自分が「戻っておいで」とつぶやきながら、目覚めた。

ユメログより

 

「自分」の視点は、ドラマを鑑賞する側であったり、そのドラマの主人公側に入ったり、行きつ戻りつしていた夢。
大正ロマン風の館は、私の書斎とも酷似。

 

戻っておいで の言葉は、最初のひとこと目は、だれかの言葉で、
2回目は、自分と誰かが同時に言っているような言葉。
3回目は目覚めてから、「自分」が意識的に言い続けた言葉である。

 

目が覚めたあと、

地球に生きるというのは、
(自分も含めて)この彼女のような状態なのだろう
と思えた。
それ(=彼に恋をしていること)が事実かどうかが言いたいのではなくて、
そういう何かに心が「囚われて」、
本来的に美しい彼女の顔が、どんどん曇っていく。

戻っておいで とは、もともとの美しい貴方に戻っておいで ということ。

もともとの雄大で自由な、本来の貴方(私)に戻ることを促す夢。
自分の言葉として、自身を導く。「戻っておいで」

 

目を覚ましたら、隣に座っていたシルフィーと目があった気がした。🤗

 

ヘラの催淫帯 作戦〜帯のシンボリズム〜

まだまだ続く「帯」談義。

 

「帯(おび)」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

近頃の私は、もちろん書籍の「帯」がマイブームですが😊、一般的には、着物の帯ではないでしょうか?

 

着物は帯があって、はじめてピシッと締まるので、
そんなピシッと凛々しいイメージを抱く人もいれば、

逆に、窮屈さ、息苦しさをイメージする人もいるかもしれません。

 

もし、夢に「帯」が出てきたり、
帯というシンボルが現実で何度も見えた場合に、

総仕上げの段階を示していたり、欠くことのできない重要なものをを暗示していたりする一方、

自縄自縛している古いもの(価値観)を手放す時だと知らせるためかもしれません。

 

人や状況によって、夢見解釈はさまざま。

シンボリズムに絶対的不動的な解釈はありません。

  †

さて、話はかわりまして、

ギリシャ神話には、こんな「帯」のエピソードがあります。

ゼウスとその妻ヘラカラッチ作

ゼウスの正妻であるヘラは、ギリシャ神話内で、なぜか、怖めのイケズババア的に登場させられることが多く、ギリシャで最も畏れられているような大神ゼウスも、ヘラを前にするとシュンとなるというか、恐妻家丸出しになっているご様子なんですね。

(たいへん勝手ながら、太田光代&光ご夫妻がふと脳裏に浮かびます;ごめんなさい)

ちなみに、このゼウスという神様は、どうしようもなく女性が大好きで、浮気をしまくっては、ヘラに嫉妬で呪われまくられているのがお二人の定番ちゃんちゃかストーリー。

 

そんな中、あるエピソードでは、女好きゼウスさんが、
女神でもなく、人間の乙女でもなく、このヘラさんを猛烈に閨(ねや)に誘っているシーンがあるんです。(上のカラッチの絵画)

 
自ら、女神ヘラを誘うことなどそうそうないのですが。

(なんて夫だ!笑)

なのに、どうして、この時、彼はヘラを熱望してしまったのか?

 

それは、ヘラさんが彼を誘うために、愛の女神アフロディーテからもらった、魔法が掛けられた帯を付けていたから。

このアフロディーテの帯を身につけると、すごく魅惑的に見えるらしいのですよ。
つまり、帯には催淫作用があるようなのです。それで、ヘラの催淫帯作戦に、ゼウスはまんまと乗ってしまったというわけ。

物語はそんなふうに締められているんですね。

 

あ!
でもでもでも、、、古女房かわいいやん! と私は思います。
夫の愛を取り戻そうと、帯の力を借りるなんて愛おしい女神さまですよね。

ヘラにそんなことをさせなくても、愛してあげてよー!と、古女房ミケは、ゼウスさんに噛み付きたくなってしまいます。

私に、その帯、くださいな( ̄▽ ̄)

……いやいやいや(笑

このエピソードから、帯というのは、
女性を魅惑的に魅せる作用を暗示するシンボリズムもあるようです。
(まあ、半分は「アフロディーテ」という愛の女神のシンボリズムではあるんですがね)。

 

ヘラとアフロディーテは、日本神話における、コノハナさんととイワナガさんの美醜対比とも似ていますね。
ヘラはだいたい年増として登場させられています。

(チクショー! ←なぜかヘラ寄り ^^;)

 

ギリシャ神話でのゼウスとヘラは、日本神話では、イザナギイザナミに相似しているように思えます。

彼らの黄泉比良坂といわれる古事記の名シーンを元に、パブーの別冊指南書に考察を書きました。

こちらです→

 

本編指南書とは違う観点から書いています。
『京タロ』の「参・イザナミ」「四・イザナギ」を、深〜く味わうきっかけにもなりますよ。

 

 

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