ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

猛烈睡魔とやってくる何者か

ここ数日、夜になると、ものすごい睡魔に襲われる。

わたしは、ふだんは夜の睡魔くんより強い人間であるのだ。

なのに、どういうことかこの数日はちょっと狂っている。

 どれくらいすごい睡魔かというと、白河夜船を漕ぎながらの晩御飯。

よく投稿ビデオで、幼児が食べながら寝てしまうという定番があるけれど、まるっきり、ソレ。

食べている途中で、耐え難くて「今から牛になるかもしれないよ」と、娘に言いながらバタンと横になる。いやもう、そうせずにはいられないのだ。

娘はもちろん呆れている。

娘に30分後くらいに起こされて、なんとか食べきる。

娘を寝かせて夫が帰ってくる。

話している時などは大丈夫だけど、茶碗洗いをはじめて数分後には「寝ている」。

寝ながら洗っている。‥‥つらい、睡魔。

 

朦朧とベッドへ。

横になると、なんとなくぞくっとくる。

 

‥‥で、やっぱり、そうなる。寝入りばな。昨夜はこう。

  

楽しい夢を見ていた途中、ふと夢に気づく。(明晰夢

橋から空に飛び上がった時、足首を誰かにつかまれる。いつもの感じ。

靴下を脱がされる。(実際のわたしは靴下は履いていない)

守護天使の「手」さんの悪ふざけか?

すぐに枕元にやってきて、わたしの両腕を握ってきた。

いつものことでわかっていても、ここ数日の低級霊?低位の神?の流れであまりうれしい気持ちにならなかったが、こっちもナニクソと腕を絡ませて握り返す。

ここで、何か具体的な指針をもらおうか‥と、欲のようなものが沸いてきた。

でも聞くのは止めて、腕を握り合いながら言う。

「名前を教えてください」「腕に書いて」「名前は?」

「言ってください」「言いなさい」「言えーーっ」

だんだん、乱暴にたずねるわたし‥‥^^;

答えないのでしょうがなく「アマテラス‥」といつものように唱えてお引取りいただく。 

  

ほんとのところ、いつもこの人が守護天使にあたるのか自信がないのだが、自分の自由が利く(つまりいつでも目を開けられる状態。「決定権はわたしにある」状態)ので、怖いことは怖い(やはり未知なるものはいつも怖い)のだが対等に付き合うようにしている。

まあ、思うに、ここで具体的な指針なり方向をいただいてしまったら、わたしがそれを妄信する可能性もある。だから、ここで彼が何も言わない‥というのが、実際、正しいあり方なのだなと思える。

そういうことを考え合わすと、やたらと神々しかったりするのはかえって危険な気がするので、このきわきわ辺り(笑)で付き合っていただいていることに感謝をしよう。

 

 ‥‥‥そんなわけで、昼間は元気。夜は子供のように寝るという、ヘルシーな睡眠サイクルに入ってしまっています。

それで、寝入りばなに決まって何者かの到来があり、寝るの怖いっちゅうねん。リアルすぎて怖いっちゅうねん。

 

あ、そうか。

ほんまやったら、わたしは怖がって夜寝なくなるはずだ。ただでさえ、宵っぱりのオニなので。

でも、それではだめなんだろう。ようわからんのやけど。

強烈睡魔により無理やり寝さされ、無理やり会うことになっている。

無理やりと言っても、到来を、その時点で拒否することはできるけれど。

 こんなヘルシー睡眠サイクルなんて滅多にないことなので、まあ続くまで楽しむつもりです。

 

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