さきほどkabaちゃんが原口のファンだったと告白しながら「はっきり言います。昔、付き合ってましたー!あは~ん♪」と笑っているとなりで原口がぶんぶんと首を振っている姿に、笑いが止まらなかった。可笑しすぎる~。 kabaちゃんはわたしも大好きなんだけど、IKKOさんといい、假屋崎さんといい、なんでネェさんたちは、こんなにおもしろいんだろう?下手な芸人より何倍も面白くて興味深い。 おそらく、このひとことに尽きる。「性の超越者」(笑) 性の超越者たる彼らは(彼女らは?)、たぶん人の何倍も「自分であること」に神経を使わなあかんかったんやろなあ。 自分が自分であるために、自分を磨いて極めていくという努力を重ねることになって、それがゲイ…ちゃう、芸の肥やしになって、結果としてめちゃめちゃおもろいキャラクターになってしまった。(笑) 認められるまでは、きっと人の何倍も傷つくことに遭遇したはずで、また誤解を受けてきたはずで、それがネェさんたちに類稀な優しさと強さをまとわせ、くだらないこだわりを捨てさせたんやろう。だから、人からどんなふうに笑われても、あれほど明るく強く立っていられる。 怠ることなく技術を磨き続ける腕はピカイチで、でも、おごることなく、陽気で、どこまでもやさしく、それでいて自分であることを失わない。 わたしら女が、女として(笑)、ホンマの意味でお手本にできるのは、やっぱりネェさんたち。近ごろは世の中に心の師匠が増えて心強い。