2015-09-30 雨、雨、雨、、、 詩情 雨がふる 雨がふっている 長雨は じんわりとこころを湿らせ 雲の掛かる空間と共振している 雨ならば 雨に逆らわず 雨になりきる 雨が 「雨」という自らの名も知らずに 雨であるように 名も無い それが ただ 雨 という状態であるだけの この ことばにならない奇跡をみる 顔に当たるこの雨と こころに湧き出たようなこの雨と どんな差があろうか わたしの雨 と きみの雨 も