◯ わたしを昔から知る人は、わたしが夢見ということに対して、特別の思いを抱いていたことを知っていると思いますが、今のわたしは、夢見というものもまた、「幻想」という枠の中での出来事で、それにすぎないことを知っています。ただ、現実世界もまた幻であるので、この幻影同士が、手をつなぎ合っているのは確かだと考えています。だから、現実を「よりよく」ということを考える時には、夢見は深い洞察へのヒントになりえます。今のわたしにとって、夢見は、創作活動のネタです(笑)。幻想的な遊びで、楽しみの一つです。また、現実世界(だから、これも幻想)と夢のリンクを見ていくのも、遊びの一種です。