ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

たろうさんがお呼びです。

▼この数回の宙のメサージュ+より

 個個の「今」を写し取るのがカードでありノート。リーディングのタイミングは、各々にとって本当にタイムリーで、[鍵]を開けるきっかけになったり、人によっては、ある部屋の鍵を閉めなきゃならんことに気づかせるものになっているようだ。

 ノートというのは、そのとき、その瞬間に、その場で彼(彼女)が発しているフォース(みたいなもん…笑)をメルヘンに変換して固めたもので、手に取った人の「しるべ」となるものになればいいなと願いながら作成している。

 要するに「初心」に戻るためのスイッチで、日常に埋没してしまいがちな本音の願いを、見るたびに蘇らせるものになればいい。

 厳しい人にとっては、埋没するような程度の願いなら埋没してしまえーなんて、おっしゃるかもしれない。私も、ある程度はそう思っている。笑

 それでも、何度忘れたとしても、不死鳥のように何べんも脳内に浮上して、時には(叶えられていないことに)苦しみをも与えてしまうのが本心からの願い。

 まあ、そのうち、その苦悩自体から、人は、やるべき何かを決意するようになるから、そんなことすら心配しなくてもいい。

 ……つまりは、ノートなんかなくても大丈夫なんだわよん。(爆)

▼母乳と赤子とメルヘンとあなた

 じゃあ、なぜ、それでも私はリーディングをするのか?ノートを作るのか?と問われれば、それはもう、「メルヘンを下ろしたくてしょうがない」としか答えようがない。もう、この欲求に対して、自分では、どうすることもできない。

 そんなんだけど、わたしは、この感覚を、次のように理解している。

 たとえば、母乳がオッパイから溢れている時は、「赤子よ、乳を吸ってくれ」と、母体が全身で訴えている時期で、そう言う時は、ちゃんとうまく吸ってくれる赤子が存在している。天然の需要と供給。

 だから、メルヘンを下ろしたくてしょうがないときは、ちゃんとそれを受ける人がやってくるようになっているように感じている。

 メルヘンを受けてくださる人とは、この自然の法則?によって、そのメルヘンに、ちゃんとニーズをお持ちでやってこられる

 だから、赤子がおっぱいを所望して、それで満たされるように、彼(彼女)にとっては、メルヘンで満たされ、それによって、必要な起動スイッチが入ったり、いらん方のスイッチが切れたりする。

 ひとによって、加速したり、減速したり、反応はいろいろ。

 まあ、たぶんだけど、個人のメルヘンに満たされると、バランスというか、その人がもっとも調和するあり方に近づくんとちゃうやろか?

 本音の願いに調和しているのが、無理がないし、豊かだし、楽しい。

 だから、たとえ、見た目に減速したとしても、不思議なことに、その人にとっては、その方が、物心共に豊かになってゆくように感じる。

 そんなわけで、わたしは自分が「メルヘン下ろしたくてたまらない」ってことが基準である。

 私は、この心理状態を、「たろうさんがお呼びです」と、名付けている。(笑)

 だから、『宙のメサージュ+』に、なんかわからないままでも、「ピンときた」って感じたら、それは、たろうさんがお呼びです。

 ひょっとすると、あなたとたろうさんとのご縁かもしれない。

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