ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

愚かなサンタ

みんなで祝ったあなたにも、二人でラブラブのあなたにも、一人でゆっくりのあなたにも、すっかり忘れていたあなたにも(笑)、メリークリスマス♪ ◯ わが家担当のサンタは、代々、呼び鈴を鳴らしてイブに訪れる…。 プレゼントが自分の期待していたものじゃなかったといって、娘の態度が悪い。(リクエストがあったのをわざと外して、もっとええのを選んだつもりだったのに…by.ママサンタ) このワガママむすめっ!わたしなら好きな男が一生懸命選んだものなら何だって嬉しいわぃ。甘やかしすぎたと反省して、これからはぎゅうぅっとシメることにした。 ◯ なんというか、こどもへのクリスマスプレゼントというのは、サンタの手柄を立てるために、親は自分を殺して選ぶ。親の影を散らつかせないように細心の注意を払って。小4のおマセな娘はサンタの有無に関して、今まさにボーダー。娘のファンタジーの世界で、失墜しかけているサンタを復権させんがために、けっこう今年はがんばった。(のに…(^^;)) これって、サンタのためか?(笑) まあ、その昔、わたしもお世話になったので、サンタには恩がある。(笑) ◯ 「サンタはいる」。いや、どう考えたって人間側が、存在するものに対してする応対をしている。大人だって、サンタの存在をみなで守っている。彼を守ることで、子供の瞳の輝きを守ることができるから。 もはや親の力で、サンタの存在を守れなくなってきたわが家は、いよいよこのイベントに対して限界にきているんだろう。娘は、まもなく何かを卒業する。それはたぶん喜ばしいことなんだろう。でも、わたしは愚かにも、少し胸が痛い。何かを卒業せなアカンのはワシの方か…(^^;)

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