ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

二つの部屋に飛び回る蛾

 机に向かって勉強が終わった後、部屋から出ようとすると、頭上に蛾のような虫がぐるぐる渦巻いて飛んでいる。気色悪くて、騒ぎながら部屋を出ると、隣り合わせたやや小さめ部屋の上の方にも、同じように蛾が円になって飛んでいる。 が来て、電気をパチっと灯すと、蛾たちは、大窓から外に飛んでいった。何だ、簡単なことだと思って、机のある部屋も電気を入れると、蛾たちはコウモリに変わって外の方に飛んでいくが、窓枠にぶつかり下にぼとぼとと落ちる姿は、鹿赤ん坊だった。

【夢解釈】 (参考『ドリーム・ブック?「夢」のシンボル辞典』)

●虫:役に立たない考え、邪念。マイナスの思考。

●弟:新しいアイディア、馴染みのある男性性。アイデアマン。

●電気:アイディア。

●窓:新しい状況を眼下に眺めやる能力。広がりのあるビジョン。

●二つの部屋:自分の内の二つの領域、カテゴリー。

●机:取り組む問題、探究。仕事の側面。

●コウモリ:邪念。

●鹿、赤ん坊:無邪気さ。犠牲になるもの。新しい誕生、展開。


【My Feeling & Reading】

私は生活に対して二つの思考領域をもっている。「仕事」と「仕事以外」のものと。 現在は「仕事」をやや重視している。あるいは、仕事を重視すべき(なのにできていない) いずれも邪念やマイナス思考を追い払うことで、より広がりのある視点で新たな状況に対応できるだろう。 「仕事」領域においては、邪念がより強力であるので、アイデアマンである自分の側面からあたらしいアイデアによって、穢れを払ってゆくこと。 いずれにしても、今まで自分がしがみついていた考え方、在り方は犠牲になるだろう。 しかし、その犠牲により新しい展開と誕生が待つ。  

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