ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

忘れ物考

長男が幼稚園に入園して二ヵ月。(保育園には0才から入れていたので、厳密には転園ですが) 年増かあちゃんは、忘れ物が多い。(^^;) たぶん、忘れ物がなかった日の方が数えられるんじゃなかろうか。 だいたいは、子供の名札、自分のネームプレート、水筒などの細かいものだけれど。 いや、それにしても、近ごろは飛躍的に忘れ物が増えている気がする。←この場合は「飛躍的」とは言わんぞ! 「すみません、忘れました;」と先生に伝える瞬間は恥ずかしいけれど、結局はなんとかなっているので、また繰り返してしまうのだろう。 たとえば、園児たちがお祭りに参加するので、急いでお昼を済ませるために、いつもの「お弁当」ではなく、「おにぎり」を持たせるようにと言われていた日も、すっかり忘れていつものお弁当にしてしまったけれど、早食いの長男には全く問題がなかった。良かった良かった。 水筒を忘れても、取りに帰ったらええんやし。(まあ、じゃまくさいけど) 振り返ると、長女の時(10年以上前)も、ママは忘れ物が多くて、小学校入学翌日の体育の授業で使うはずだった赤白帽を忘れてしまったことを、娘はいまだによく覚えていて「入学早々、学年でたった一人、自分だけが帽子をかぶっていなくて恥ずかしかった件」をときどき嫌味っぽく言われる。 「はいはい、すんまへんな。でも、そのおかげでその翌日から自分でちゃんと準備できるようになって良かったやんか」とアカンかあちゃんは開き直る。< コラ! 「まあ、それはそうやけど…」と娘も認める。娘はその翌日から、実に中学卒業までのほぼ9年間、1度も私(ママ)に準備を手伝わせることもなく、1度も忘れ物をしなかった。かくして、たいへんにまじめで几帳面な娘の性格が育まれた。 長男のセカンド育児も、この調子で、まじめで几帳面な息子に育てようと思っているんだが。……あきまへんか…。(^^;)  

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