ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

ススキから意識が飛び立つ夢

3日ほど前の明晰夢

夢を見ながら意識がハッキリしてきたので、「今後私はどうすべきか?」などと聞く。すると後ろ向きに身体が飛んで、ときどき景色の中に(意識が)横たわらせられる。「ああ、これは肉体の死のことだろう」となぜか思えた。
ススキ畑?のただ中に意識が入ってゆく。スズメにでもなった気分。そのススキの草わらに意識が横たわる。そこから突然、飛び立つ。今度は、後ろ向きに意識が飛ぶのではなく、前方を向き意図的に飛べる。気持ちよく、『千の風になって』を歌いたくなったので、『♪せんのかーぜーに〜〜…♪』などと歌いながら飛ぶ。「私は、風なのだろうか?」と一方で思っている。
トーマスのような電車がごちゃごちゃと置いているような駅舎に意識が到着する。そこにいるのは運転士の男性が数人、それぞれ電車の運転席にいる。「ここはどこか?」と彼らに訊ねると、「京都、やな」と周囲に確認しながら聞いていた。別の男性に聞くと、「川、や」と言う。「ナントカ川」という地名?と聞くと、そうそうというふうに返事をした。

【Reading & Feeling】

意識が後ろを向いたまま、流れのままに流されて飛んでいるときは、過去にさかのぼっているのかな?と思った。置かれた(横たわらせられた)ところは、(肉体的に)亡くなった場所だろうか?何カ所かあった。

ススキの中までが過去の物語で、それからがはじまり。駅でたくさんの電車が集まっているのは、今の混沌とした状態とこれからの選択の豊富さを表している。「京都」というのは、今住んでいるこの土地、この場所ということ。川 というのは、川にちなむ別のペンネームでクローズでファンタジーを書いているので、そのことだろうか。

あるいは、「鴨川」も連想させる。下鴨神社あたりにある鴨川と高野川の合流地点。どういうわけか私の意識の基点となっている感じがする場所でもある。

 

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