4.11に自分の中で起こった「やる気」に付いて、あれはなんなんやろ?と思っていたところ、占星術師のMさんから「その頃から頭上に海王星が付いてる」と言われました。面白いわ〜。
私は、ホロスコープを読むのはうまくないけれど、こういうわけのわからん感受力があって、いわゆる虫の知らせのようなものを受け取ってしまったり、天体について、全く唐突な物語を腹ん中に抱えていたりするので、この「海王星」という意味については、なんだかわかる気がするのですね。
むかし『星のシンボリズム』というコラムを書いて、そこに、海王星についても書いてました。
ちょうど15年前です。2003年5月の記事。
神秘の海王星/湖のメソッド
なかなか「きちんと」感じて、書けてますね。当時の私も。
30代ただ中の頃の私。
今、海王星について書くとしたなら、切り口はちょっと違うかなぁ。
更年期的出来事と、海王星の関係について…など、書くかなぁと思います。
この記事に書いた海王星の神秘の湖は、京都タロットでは「カモ」に描かれた湖に同じです。
(あるいは沼などの河川)
占星術とタロットカードとの対応で、海王星と並べられるのは、The Hanged Man、
京都タロットなら「アダシノ」に当たりますが、海王星について考察した「湖」は、まさにカモの水。つまり鴨川。
意味合いは、アダシノもカモも「待つ」というところで同じです。
一般的な対応では、カモの方は冥王星で、それはそれで間違いではありませんが、体感を通すと、冥王星だけではなく、海王星もカモのカードを彩っているんやなぁと感じるのです。(私は、自分の体感や直感の方をより信じます)
一般的な対応表も、全体把握には大事ですが、全ての人の全ての状態についてズバリ当てはまると言うわけではありません。
それより、自分の感覚を読む方が大切です。むしろ和タロット的には、このような曖昧さ、揺らぎが大事ですから(=一般解説で全てを物語らせずに、曖昧で揺らぎをもたせたままの方が、自分の感覚が鋭くなる)、この中を泳ぐように見ていくのが面白い結果に導けますね。より「和」っぽいとも言えます。
だから、スプレッドにカモが現れた時は、占星術的な海王星(あるいは冥王星)が現れるような反応が間も無く起こる、起こっている、と考えていいでしょう。
実は、先日、これからの京都タロットのワークについて問うた時、それを通じて「私がやるべきこと」のポジションに『アダシノ』が出たのですね。まさに海王星が付いているってことと同じ。自分も含めて「関わる人の成熟を待つ、その神秘を見る」と言うアダシノがワークでの役割で、それが私の中の星の物語「海王星が付く」と言うことと同義なのだと思ったのでした。