ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

障害か?幻想か?

さて、昨日メルマガにて夢本上梓の件を発表いたしましたら、たくさんの方から激励のお言葉をいただきました。 まずは、こちらより遠巻きにお礼申し上げます。 ほんまに、ほんまに、おおきに ありがとうございましたっ!! m( )m 多謝! 返信は、合間合間にゆっくり書かせていただきますので(書きたいんです。書かせてくださいっ。拒否しても書くでっ)ちょっと気長にお待ちくださいませ。        ***       さて、実はワタクシの場合、満月期に入ると、だいたい猛烈睡魔にやられるのですが、今回は意識が冴え冴えです。 月サイクルに合わせた睡眠欲と食欲と性欲のまま(笑)、自分に優しく、人にも優しく、煩悩バンザイ!で年中過ごしているのですが、このことを周囲に理解していただくには、非常に地道な啓蒙活動(爆)が必要でありました。 さらりと書いていますが、これはまったく気を長く持たなければなりませんでした。 わたしは物心ついたころから、寝付きが悪く、寝相が悪く、寝顔が悪い。(^^;) 基本的に夜型で、授業中は眠り、休み時間も眠り、テストでも寝言をいうくらいの(まぢです。逸話になっております‥<自慢すな!)つわものでした。 冴えている時間帯に眠る気になれず、睡魔に誘われたらホイホイついてゆきたい。(笑) それが「わたし」で、それが「自然」で、だからこそ、それが「豊か」なのだ、と。 眠らないわたしを心配してくれる家族に対する、わたしの啓蒙活動は、この一点。(笑) うっかりとこの活動を怠ると、家族は「睡眠障害」と決めつけて、病院に強制連行されそうになるので、わたしは都度、声高に「睡眠障害なんて思い込みで、本人が苦痛を感じていない限り障害ではなく、単に野生の風の一種で、わたしの中のちょっとしたフェーン現象なのだ」と叫び続けないといけませんでした。 そんなわけで、ハルシオンを処方されることだけは、今までなんとか免れてきました。 しかし、愛するという気持ちは、時には激しく人を動かします。 わたしを愛してくれる身近な人々は、いかにわたしの睡眠のサイクルが異常で、その自覚を持とうとしないわたしは尋常ではないので、もっと健やかに日々を送るべきだと説得する宣教師。 一見クリーンな(笑)彼らの論はたいそう一般的であるので、わたしもつい洗脳されそうになります。 彼らの洗脳か、わたしの啓蒙活動か‥‥どっちが先に倒れるのか? 異端を認めてくれと泣いて懇願する近ごろのワタクシは、もはや啓蒙とは言い難い。(^^;) そんなわけで、ここで、改めて、この活動の主旨を綴りたいと思います。 睡眠障害というのは幻想、思い込み。 マジョリティが昼に活動し夜に眠っているので、それがたまたま人間の基本的生活習慣だとされているだけで、基本的生活習慣なんて本質的に幻想ではないか? 人は本当は、好きな時に起きたり寝たり喰ったり××したり、もっと自由であってええのんではないか? ホモサピエンス種の中には、少数だけれど、自由闊達な睡眠サイクルを持つ種がある。 本人が苦悩していなければ、障害などない。 少数派というだけで、わざわざ苦悩に導かないでほしい。 他の種に害を及ぼさない限り、マイノリティを大らかに認めるのが、世界平和(爆)への道ではないだろうか? (ひょっとしたら人類の進化系かもしれんのじゃぞ) 夫に告げると「単に気まましたいってハナシやろ?」と。 ちがーーうっ!!! ちゃうちゃうっ! ちがうのだ! これは、人間の根源的姿勢を問う、かつどーなのだ! だれか、この主旨に産道やなくて‥‥賛同してくださる方いませんか? 世の中に「不眠に悩む人々の会」みたいなのはあっても、なんで「不眠を開き直る会」「睡眠に関する思い込みをなくす会」っていうのは、ないのだ?! 気ままバンザイ!  ありぃ? (自爆?!)

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