ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

霊も自然治癒、そして再生

どこから、どう書いていいかわからん。(^_^;)

ちょっと薄気味悪いハナシだけれど、ちゃんとオチがあるので、安心してご笑覧ください。はい😅

 

家の書斎を奇想庵として本格的に稼働させようと思って、今まで放置していた書類関係を、ジャンル別に整頓していた。

30年近く前のものもあって、懐かしく眺めつつも、10年に一度も見ることもないだろうと思われるものは、思い切って捨てることにした。

ファイリングしていたとは言え、黄ばんだ書類は埃っぽかった。

ひょっとすると、マスクをしていれば、何か変わったのかもしれない?

 

埃を吸って、咳込む。

作業を続けるうち、喉のイガイガっぽい感じが止まらなくなり、咳が出続けた。

しばらくして、わたしは、なんとなく不機嫌になっていることに気づく。

 

???

 

何かを吸った!と思った。

 

案の定というか、それから数日の間、夫に対して、抑えていた怒りが噴出してきていた。

沸騰というか、噴火というべきか。(笑)

 

何かを吸った…という自覚もあるし、そもそも思考や感情というのは「自分のもの」ではないこともわかっているので、そこそこの客観視も自然にできていたはずだったが、今回のは、やたらキツく感じて、気がつけば、「怒り」と「自分」を同一化してしまっている。

 

毎晩のように、夫に文句をいっていた気がする一週間。( ̄▽ ̄)

だいたい議題はいっしょ。

「愛されている気がしない。もっと露骨に愛を表現してくれ」という私(←タチ悪い)に、

「こんなにやっているのに、どうして気づけない?これ以上、求めてくれるな」という夫。

 

顕著にわかったのが、朝、夫の出勤時、「いってらっしゃい」という私に目を合わせなかっただけで、イライラする自分を感じたこと。

心の奥で「愛してくれ、愛してくれ」と、激しく叫んでいる感情を感じながら、「女だ」と思った。

 

あの埃の中に、昔、成就されなかった「女」がいた。

報われなくて泣いている「女」がいた。

 

でも、それは、「女」が悪いわけではないのだね。

よくラジオの周波数にたとえられるように、こちら側にも、同じ波長が出ていなければ、受信することは絶対ないのだから。

仮にそれが微弱なものであったとしても、私の中に、同様の感情がくすぶっていたからこそ、異様な怒りと渇望に襲われていたのだ。

 

私は、(多層な意味で)私でもある、この「女」を癒したいと思った。

ただ、一人では難しい気がして、占星術師の友人の、お抱えの霊媒師の方を紹介してもらうことにした。

霊媒師」という方と接するのははじめてだったので、お話しするまでは、個人的イメージで「怖い、厳しい人だったらどうしよう?」と思っていたのだったが、果たして、M先生(霊媒師さん)の大らかで優しいお人柄は、一声聞くだけですぐに感じることができて、安心してすべてをお話しできた。

 

結論からお話しすると、私は、いたく感動してしまった。

「何にもないわけではないが、何にもない人などいないし、だれだって『霊が通り過ぎる』ことはあるよ」とM先生。

私は、この一言で、大事なことに気付かされ、心から安心した。

 

つまり、風邪を引くのと同じようなものなのだと思った。

生きていれば、だれでも風邪を「もらう」ことはあるように、生きていれば、だれでも霊を「もらう」こともある。風邪が自然治癒するように、この程度のものは、自然治癒できるということ。ぜんぜん「たいそうなこと」ではないのだ。

風邪と同じように浄化作用なんだから、そこに抗わずとも、見て味わって、浄化させてもらったら、全然違った在り方の「私」が現れる。

もっと大きな視野で言えば、むしろ、そのために、新たな自分の発見のために、その現象は現れる。

単に、前向きに定義し直すことができることを発見。私が「決定する」ことができる。私が決めたようになっていくこと、、本質的に自分が創造主であったと再発見するに至った。

 

おそらく、その「女」と共に、何らかのウミを出したのではないだろうか。

奥に、何かを持ったままで、その次には進めないので、そのウミとなっているものが「女」を引き寄せたと考えられないだろうか?

次に進みたい、腹のウミを出したいという私の「本音」が導いた、一種の荒療治💧

まあ、それはそれとして、翡翠のペンダントは、一種の魔除けになるということを教えていただいた。(あ、もちろん、それを販売されているとかいうシステムではないよ…笑。単に情報)

 

あと「玄関の樹が守ろうとしてくれているので、大事にしてあげてね」と。

いや、めっちゃ難易度の低い対処法やん。笑

 

私は個人的には、依存心を起こさせるものは、時代に逆行していると考えていて、霊媒師さんという在り方自体が、そういうものだとちょっと斜に見ているところがあったけれど、いや、あたりまえだけど、人によるもんですね。

しっかりとした軸のブレない人というのは、霊媒師さんであってもなくても、そんなところを刺激しないし、むしろ、必要なら突き放してくれるという大きさがある。

中には「日常生活ができないくらいの人はいる」らしいけれど。

 

そんなわけで、「女」からもゆるっと脱却。

次々に、新しい祈りと、新しい在り方が生まれる。

夫には申し訳ないけど、こんな変人をパートナーに選んでしまった責任として、これからも付き合っていただこうと思う。かくごしぃや〜😎

 

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