夫とミヤガワくんという人が、車に乗って、街を指令どおりに進んでいる。
わたしは、その車がコマであるかのように、上空から見て指示を出している。
わたしの方も、どこからかもらった指示を、彼らに伝えている。
「そこ右に曲がるみたい‥」というふうに指示を出す。
結局は、ぐるっと大回りをしただけで、もと来た道に戻っていたりして、ゆっくりゆっくり前進。
途中で、車から下りて、小学校の前。
その向こうが指示のある道路。
わたしもいつのまにか上空から下りて、一緒にいる。
わたしと夫とミヤガワくんと娘。
その小学校は通り抜けしてもいいところだとわかって、突き進む。
向こう側の道にうまく通り抜けた。
ミヤガワくんは、夫風の男前に変わっていた。
娘と前方を歩いている。他の人もちらほらといる。
夫は、少し疲れを癒す風にして、わたしを抱きしめ、下半身を押しつけてくる。
わたしもうれしくてほっとしている。
でも、まだ旅の途中だ。
【My Feeling & Reading】
家族として、夫婦として生きていくということの比喩的夢。
または、わたしの家族として妻としての役割的夢。わかりやすい。
あるいは、一つの理想としての在り方。
具体的な舵をとるのは夫で、わたしは俯瞰から状況を見ること。
夫は、わたしの相手をし、そして娘の相手もしている。
わたしは俯瞰でみたり、一緒に歩いたりしながら夫の癒しであるということ。
確信なんてなくて、手探り。
そう、最初っから確信なんてなくていい。だからこそ、その時その時の、ぶっつけ本番的喜びが大きい。
そして、確信というのは、確証があるから‥ではなく、自分で沸き立たせるもの。
確証を求めるのではなく、ただただ確信という自信を持って生きてゆくこと。