ミケ的奇想 vol.1

2003年~2022年3月のアーカイブ

『同じ海』で出逢う人

とうとつにまぶたが重くなり、起きてはいられなくなる。

ベッドにすいこまれるように、体を横たえる。昼寝。

 

1、Xさんと食事をすることになっている。商店街。

寿司屋に入る。Xさんはここはおいしくない。というので、「わたしは平気やから、食べてあげるえ」と言うけれど、すぐちかくにあるお店に行きたいと言う。

わたしは、ちょっと前にも夫が同じことを言ったなあと思った。

すぐ近くの店は、おいしくないのを知っていたので、そう言うと、「ここに行って見よう」と地下への入り口のようなところを入る。

私は以前のことを思い出して、あまり食べ物にこだわる人ならいやだなあ(狭量そう‥という意味で)との思いが少し頭をかすめている。

先に入ったXさんを追い掛けるように入り口を開けると、公民館のようなところ。人は多いけれど暗くて、ライトが入り口あたりに当たっているのでまぶしくて周りが見えない。手探りのように前に進むとXさんが制してくれる。ふっと手が触れ合うので、どきどきしながら手を繋いだ。とても幸せな気分で席についた。

 

 2、サイキックのQさんに、こんな(上記の)夢を見たと告げる。

Qさんは「Xさんとは何回も出逢う運命。でも、前にすでに一度夫婦で過ごしたこともある」と言う。

わたしは、その時の悪い負債が残っていてまた逢うようになっているのだとしたら嫌だなあ、と思っていると、

「それだけ、あなたはXさんに逢いたかった。今度は‘同じ海’で会いたいと望んでいたのでこうなった」

わたしは、「夫の時も、何回も出逢うようになっている‥と言った。一言一句違わずに言った」とQさんに、半ば詰め寄るように言っている。

 

【My Feeling & Reading】

不思議感と幸せ感を伴った目覚めだった。「同じ海」というところ。

起きたとき、これは以前、天使の宮殿のところに行ったときと、同じ類の夢だと感じた。この夢でのQさんは、ガーディアンエンジェルの役割。

わたしが最近感じていることへの新しい視点。

未来の種は、今の、このわたしの手の中にある。過ったところには植えてはなるまい。

 私を‘慎重に’失敗へと導き、わたしの中に植えられていた「もういらぬ種」を一気に掘り起こしてしまえるように、自分自身で気づけるようにと、そのような計らいであった‥という視点で、今、あの一件を透徹して見抜きたい。

もし、あの失敗がなかったら、今の気づきもなかったのだから、それまでの自分の純粋で直情で(←良く言えば)、考え無しの向う見ず(←こっちが正解‥^^;)のまま、決してしてはならないことをしでかしてしまった怖れがある。 わたしに識別力を与えてくれた過去、その失敗にすら、現在は感謝してもいいのではないかと、そういう意味で、自分を許してあげたいと願う。

 

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