わたしにとって、飛行夢は定番の夢見。
だれかに手を取られて飛行する夢をたびたび見ます。
お顔ははっきりしないのですが、「手」に強い存在感を感じる、そんな不思議な夢です。いつまでも心に残るような、印象的で不思議な手に、畏れ多くも、わたしは観音様の御手を想ってしまうのでした。
夢の次元では、傍にいてくださる。
こんなわたしを含め、どのような人でも、隔てなく、手を差し伸べてくださる と。
千手観音さまは、多くの御手で救済するという意味のお名前。
「千手」と言っても、単に千本の手があるという意味ではなく、一つの手に25通りの救い方があり、それが40本で千。千通りの手という意味です。
観音様の装飾品として、お数珠を手にした観音様もときどきお見かけしますね。
数珠手観音というお名前の観音様もいらっしゃいますし、たとえば如意輪観音様の場合、右側の御手の一つに、お数珠を握られている像が多いのです。
滑らかな御手と、たらりと下がる数珠。色気すら感じてしまいます。
何も語らずとも「手」ひとつで聡し、導く…そんな優しくふくよかな御手は、憧れと安堵を宿した母性愛の象徴。
全然、話は変わりますが、「魔術師、数珠、手術中〜」という早口言葉があるそうです。この言葉、一度唱えてみてください。相当言いにくいのです。
…3回連続完璧に言えたあなたには、救いの手がやってくる‥‥?!😎