六道珍皇寺に参詣した翌朝のこと、
しっかり眠ったはずなのに、なぜか眠くてしょうがないので、
子供を学校へ送り出したあと、再び横になりました。(要するに二度寝;)
午後からアポイントがあったこともあり、少し現実の方も気になっていたのだと思います。
私は、なにかしらの夢を見ていて(内容は忘れましたが)、
うつらうつらと、夢と現(うつつ)の境目を漂っていると、
うなじより少し上、後頭部の下の方の少し窪みがあるところを、
だれかの指が、カイカイしました。😌
もちろん、現実の世界では、寝室にいるのは、私一人です。
ドキッとしながら時計を見ると、約束の時間まで1時間。
これは、夢見の世界の何者かが、起こしてくれたのだと思いました。
私は、目覚まし時計などで、無理やり起こされることが、本当に不愉快なので、
寝る前に、何者かに起こしてくれるようにお願いしておくと、
自然と目が覚めることが多いのですが、
ときどき、こんなふうに、夢見の住人から、妙にリアルな起こし方をされることがあります。
ちょっと脱線しますが、27,8年前のころ。
二十代半ばの新婚時代のはなし。
ある日、見えない何者かに、鼻をつままれて起こされたことがあって、
当時は、まだ、こういう感覚に対して、怖いという思い込みがあったので、
めちゃくちゃビビったことを思い出します。
(今だに、少しはドキリとはしますけどね)
当時、この話を義母にしたら、
「若い頃、よく、おじいちゃん(義母の父)に、鼻をつまんで起こされてたから、
ミケちゃんのところにも、来たんちゃうか?」
と、夫に耳打ちしたそうです。
私が怖がると悪いから、内緒にしておいて…と言い添えて。
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いやぁね、怖がってしまった夫の方が、母親との内緒の約束を速攻で破って、
私に、全部、白状したんですけど。(笑)
まあ、夫の方は怖かったみたいですが、
結婚した時には、すでに義祖父は他界していて
わたしは、一度もお会いしたことがなく、
だから、こんなふうに親しげに登場してくれたことが、なんだか愉快で、
まったく怖いなんて思えませんでした。
ご先祖さんと、夢見の次元で繋がっているって、心強い。
死者というは、現し実の世界と違い、
肉体と、それに伴う心の重みから解放された状態であるだろうから、
仮に、生前、いじわるな人であったとしても、
肉体を脱いだとたんに、驚くほど軽やかな存在になっていることを、
私は、少女の頃から信じている?知っている?ようなところがあったので、
生きた人より、むしろ、安心だという思いがあります。
閑話休題。
後頭部をカイーノカイーノと、してくれた誰かさんのことも、
まあ、寛平ちゃん(@吉本の)みたいな心の人かもしれない…とちょっと嬉しくなったりして、
ドキッとはするけれど、怖いものではないのです。
それどころか、夢次元での「カイーノ」してくれるようなやりとりは、
『奥さまは魔女』のサマンサの、お鼻ピクピク(←わかるかなぁ〜?)の合図みたいに、
わたしに、何かしらを気づかせてくれる魔法のような何かがあるように思えます。
(はいー、わかってますよ。ノーミソ、お花畑…🌸🌸🌸)
そんなふうに、わたしは、「エンマ」と「イド」のカードの意味を、
また、深く体感することができたように思っています。
あるイメージ法が浮かんできたのですが、その話は、またの機会に。
それ(イメージ法)を繰り返したことで、
わたしは、このような奇想をオープンにする決心することができたのですから。