娘から「近ごろ甘いもん少ないやん」とクレームを受ける。
早くも甘味依存症に育ってしまったムスメ。
「テーブルにのど飴あるやん」と言い返すと、「飴ちゃんなら、欠かさずバッグに入れてますぅ!」とのたまう。
通学バッグに飴ちゃん……早くも関西のオバチャン化するムスメ。
私 「飴ちゃんではあかんの?」
娘 「あかんあかん!チョコレート!ガッツリ甘いやつをおくれよぅ!」
しばらくして、オットが「おお!ええもんあるやんけ!」と言い、冷蔵庫の深みから絶対見つけてはならぬ高級チョコを引っ張り出してきたので、悪事がいっぺんに明るみに出てしまった。
娘は、「何ぃ?チョコあるやん!しかもめっちゃ高そうなやつやん。もー、何でさっき黙ってたん?!母親が隠すか?信じれんわ、もー!」などと怒っている。
「こちとら年季の入ったほんまもんのチョコホリックやで。舐めてもろたら困るぇ。昨日今日依存症になったヒヨッコのアンタにはわからへんわ」
と、開き直る母。
娘は尚も、「信じれん〜、信頼関係の崩壊や」などと文句を言いつづけるので、
「ボンが入院して一歩も出られんかったやろ?美味しいチョコをこっそり食べるくらいしか、今のママに愉しみなかったんやんかぁ。そこは許してよ」
娘「そんなチョコどこで買うたん?大丸か?」
私「違う違う。…秘密」
娘「何?ママ、そこ、隠すとこ?」
私「ちょっとー、パパが見つけてまうからあかんねんで。そっとしといてくれたらええのにー」
と理不尽な矛先を向けられ、夫は
「おいおい、ワシけ?ワシが悪いんけ?おとろしいやぶへびやで」
ムスメは一言、
「あー、はいはい、悪かったわ。いろんな意味でママが可哀想になってきたわ」
すんまへん。^^;
↑
やっと、マジメに謝る。(次の隠し場所考えねば。←懲りない。
チョコホリックは30年経つとちょこほりっちゅう妖怪化するらしい。
娘との信頼よりもチョコ喰らふ。あな恐ろしき哉 妖怪ちょこほり)
依存症は怖いねえ。(^^;)